北の国から”シロクマのtokidoki通信”No.05【富良野岳 三峰山沢】

【山行形態】 沢登り

【日  時】 2012年8月14日(土)~8月15日(日)

【場  所】 北海道 十勝連峰 富良野岳三峰山沢 
【メンバー】 L:他会メンバー、他会メンバー、I江 計三名  ※計画書は他会にて提出

【天  候】 晴

【行動概要】

 八月より、北海道での活動拠点として、地元の山の会に加入・参加させてもらうこととなった。

 会では、冬はやはり山スキーなどが中心となるが、夏は日高や大雪などの沢を遡行することも多いとのこと。当方、しばらく沢から遠ざかつていたが、せっかくの北海道の山を楽しむため、早速、先輩方の計画に参加させていただくこととなった。前週、札幌近郊の岩のゲレンデで懸垂下降・確保など基礎技術の確認をおこない本番に臨んだ。半日コースの沢ではあるが、富良野岳に直接突き上げる沢で、連続した滝があり、詰めは急な草付となるなど、基本の沢要素はみんな入っており、しっかり楽しめた。また、富良野山頂から望む山並みの風景・お花畑も素晴らしかった。晴天の下よき山行となった。 

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 前夜泊したテン場を五時前に出発。しばらくは、砂防堰堤の入った広い沢を林道の跡のような道を進み二股へ。いよいよここから沢登り開始だ。この沢はナメ状の赤い岩が特徴で、c1170の二股から少し入るとすぐに滝が出てくる、ここから何段も滝が続くことから全体を称して”九重の滝”と呼ばれている、一つ一つはさほど大きくないが、全体が連続しているのでなかなかの迫力。手がかりは少ないが、足は沢靴のフェルト底がそれなりに効いているので慎重に登る。当方が久しぶり沢(数十年ぶり)で、また、今回がメンバーとの沢山行が初めということもあり、他メンバーだけなら普段なら出さないかもしれない場所も含め、念のためザイルを出してもらうかたちで確実に進む。

 どんどん続く滝を一つ一つ越していくと、30m前後の大きめの滝にあたった。この滝は”華雲の滝”と呼ばれている。なかなか立派な滝だ。この滝は右側(左岸)側から高巻いた。高巻き所要時間約10分。この後は大きな滝は無く2~5mの滝が続くがだんだん開けて源流ぽくなってくる。二か所程二股を選択し、沢を詰めていくと沢は伏流し、見事なお花畑となる。ただし、傾斜は急。いよいよ詰めとなり、富良野岳直下の岸壁マークの間を縫うように急な草付を草や灌木につかまりつつ上へ上へと少しづつ進み、富良野岳から北に伸びる尾根のコルに飛び出した。後は少しハイマツをこいだら、富良野岳(1911m)山頂に到着。山頂からは素晴らしい展望で、十勝岳・オプタテシケなど十勝山系の山はもちろん、旭岳、トムラウシ、ウペペサンケ、天塩山塊等遠くの山々までよく見えた。しばらく休憩して夏道を下山。道の両脇はお花畑。比較的手軽に花を楽しめる山域らしく、家族連れなど多くのの登山客でにぎわっていた。夏道の下山は早い、どんどん下り”岳温泉”へ、あとは車道を30分程てくてく降りて前夜泊の場所に残した車まで到着。本日の山行は終了した。

 久しぶりの本格的な沢登りであったが、なんとか体も動き、連続する滝登り、微妙な草付ののぼりなど、なかなか楽しかった。短い北海道の夏の間に、あと何本か沢登りに挑戦したい。

 今回は山の会メンバーの個人山行に急遽加えていただいた形となり、お世話になりました。ありがとうございました。                     (I江)

【行  程 】

(14日)

札幌18:00→バーデン上富良野テン場21:00
(15日)

バーデン上富良野テン場出発4:45→三峰山沢分岐5:35→九重の滝6:00→7:00華雲の滝下<高巻>華雲の滝上7:10→9:50富良野岳頂上(1911m)10:15→11:55岳温泉12:25→テン場13:00 

※ 「北の国から”シロクマのtokidoki通信”」は、2012年7月に北海道に住むこととなったⅠ江が、会の皆さんに忘れられないよう北海道の山やスキー、自然の情報を不定期に発信しすることを目的に、”季節時々(tokidoki)の北海道の情報”を、”ときどき(tokidoki)”、載せていく”予定”のこのブログ上のバャーチャル(仮想)の通信です。 (2012年7月16日創刊)

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