北の国から”シロクマのtokidoki通信”No.06【ニセイノシキオマップ川 】

【山行形態】 沢登り

【日  時】 2012年8月18日(土)

【場  所】 北海道 北大雪 ニセイノシキオマップ川 
【メンバー】 L:他会メンバー、他会メンバー、I江 計三名  ※計画書は他会にて提出

【天  候】 晴

【行動概要】

 黒岳・旭岳など大雪山と層雲峡を挟んで反対側、北大雪のニセイカウシュッペ山に、ニセイノシキオマップ川から行ってきた。

 この沢は、1350mから1800m付近の区間が一気に滝状になっており、その中心が、通称”天国への階段”といわれる標高差100m程の階段状の滝だ。また、核心部の入り口にはF1(約7~8m)、天国への階段(F2)の後に控えるF3(約10超m)もある。核心が始まるとどんどんと滝が続くので、息が抜けない。

 全体的にとても雰囲気があるが、やはり、”天国への階段”といわれる個所は圧巻。水のあるところのほうが滑りにくいこともあり、シャワーを浴びながら階段状の岩を黙々と登る。手足の足場は比較的しっかりあるのでそれほど怖くないが、ところどころ逆層的な箇所もあり慎重に進む。 ※ ”続きを読む”をクリック

 今回は宿泊装備も持っているため、F1、F3は、トップは空身でリード、途中にほとんど支点がないので、フリーでの登攀となる。セカンド以降はザイルで確保。トップのザックはザイルで釣り上げたがこれが意外と難しく、時間をとった。また、F3では、左手から登り右側に移るところが難しく、当方ここでテンションをかけてしまった。のちに気を取り直し思い切って、細かいスタンスに乗り何とかクリアー。何とかなってよかったが、沢に今後も入るなら岩トレも必要と思いを新たにした。反省!!!

 F3が終わっても、結構、階段状の岩場が続くがだんだん水量が少なくなり最後は、ガレ場・草付にかわる。このあたりを落石を起こさないように歩くのは大変で、声をかけながら慎重に登りきり、ろうそく岩の右側に飛び出した。後は、踏み後を拾いながら大槍を回り込み夏道へ。約七時間の沢登りは終了した。印象深い沢の一つとなった。

 ここでしばらく尾根班を待ってから、ニセイカウシュッペ山(1878m)に登頂。残念ながら、大雪山方向の展望は雲でよく見えなかったが、全体の広がりやお花畑の風景など十分堪能できた。

 

今回、先輩方のリードで何とか、貫徹できたがやはりスタンスの小さい垂直に近い壁が出てくると、岩技術の差を痛感した。今後少し、このあたりの改善のため努力することとしたい。

 

【行  程 】

(8/17)層雲峡付近で前夜泊
(8/18)
5:20 テントサイト出発 → 7:25 c1069 7:45 → 8:35 c1350 →8:45 F1下 9:00 → 9:30 F1上 → <F2 通称”天国の階段”> → 10:00 F2上(無線交信)10:05 → 10:20 F3下 → 10:50 F3上 11:05 → 11:15 水汲み 11:20 → 11:50 稜線(無線交信) 12:05 → 12:25 夏道合流地点(1780m付近大槍東側)到着
※尾根班と合流し、 ニセイカウシュッペ山頂(1878m)へ
※下山は夏道ルート

※ 「北の国から”シロクマのtokidoki通信”」は、2012年7月に北海道に住むこととなったⅠ江が、会の皆さんに忘れられないよう北海道の山やスキー、自然の情報を不定期に発信しすることを目的に、”季節時々(tokidoki)の北海道の情報”を、”ときどき(tokidoki)”、載せていく”予定”のこのブログ上のバャーチャル(仮想)の通信です。 (2012年7月16日創刊)

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