Base camp at 立山(4月27日-30日)

【山行形態】 山スキー

【日  時】 2013年4月27日(土)~30日(火)

【場  所】 立山(剣御前小舎南斜面、真砂岳、別山)

【メンバー】 N野、N谷(報告)

【天  候】 28日晴れ、29日晴れ(強風)、30日(みぞれ、強風)

【概  要】 

3日間の内2日は天気に恵まれ、充実した山行となりました。テン場で聞いた情報では、我々が入山する前の数日間で2mの積雪があったとのこと、白馬大雪渓での雪崩事故もあり、N野Lとともに慎重に行動。28日入山・幕営、剣御前小舎南斜面滑走、29日真砂岳登高、別山まで稜線移動、別山山頂直下斜面滑走、30日天候悪化のため一日繰り上げて下山。

山に持っていくガソリン(酒)は必要量の2倍が持参目安とのこと、2人で焼酎とワインを1.8Lづつ持っていきましたが、山中の2泊ですっからかん(土曜車中で開けたジンは除く)。もっと燃費の良い燃料(ウィスキー、ジン、ウォッカ等)切り替えの必要性を痛感。


27日(土)
 夕方東京発、扇沢駐車場車中泊
 
28日(日)
 扇沢からみた室堂のカメラ映像は真っ白のホワイトアウト状態、
 若干ブルーになるものの、我々が大観峰に到着したあたりから晴天、
 これからの山行に期待が膨らむ。
 テン場には30以上のテントがあり、周りの斜面もゲレンデ並みに滑走痕がありました。
 幕営完了後、足慣らしに滑られた跡がない剣御前小舎横の小ピーク直下の斜面を滑走。
 剣御前小舎では500mlの缶ビール×4本調達。
 夜の宴会で、自分が持ってきた焼酎1.8Lを消費。

 08:00 扇沢発
 10:00 室堂ターミナル着、晴天!!
 11:00 テン場着
 12:15 幕営完
 12:45 足慣らしに、滑られた跡がない剣御前小舎横の小ピーク着目指して行動開始
 14:30 小ピーク着、休憩(N谷は小屋で缶ビール500ml×4本調達)
 15:15 滑走
 15:40 テン場着、プシュっとしてから晩飯

29日(月)
 N野さんが気になっていた真砂岳裏の真砂沢滑走を念頭に、真砂岳を目指す。
 稜線に近づくにつれて雲が切れ晴天になるも、風が強く斜面はガリガリのアイスバーン。
 山頂手前200m程からクワガタ、アイゼンとピッケルに切り替えて登高。
 真砂岳到着後は真砂沢の斜面をチェックしながら内蔵助山荘へ移動、小休止。
 真砂沢にはトレースなく、なんとまあ魅力的な斜面だこと。
 真砂沢へのドロップインのポイント目指して、別山方向へ稜線上を移動。
 しばらく風の様子を見ながらどうするか検討。
 行きたいと言い張る私に対して、雪崩の危険がぬぐえないため予定変更を
 N野さんが判断、別山からテン場に向けて滑走することに切り替え。
 別山の滑走ルートも適度な斜度があり、トレースもなく、快適でした!
 体力的にはまだもう一本行けましたが、どこもかしこもトレースだらけ、
 山崎カールまでは時間がちょっと心もとない、ということでテン場に戻ることに。
 夜の宴会で、N野さんが持ってきたワイン1.8Lを100%消費。
 

 06:00 起床、曇り
 07:15 出発
 10:00 真砂岳山頂着
 10:15 内蔵助山荘着
 10:30 内蔵助山荘発
 11:00 真砂沢ドロップインポイントで様子見(風が強くて寒い・・・!)
 11:20 別山滑走に切り替え、別山山頂目指して移動
 12:00 別山山頂
 12:20 滑走開始
 13:00 テン場着
 
30日(火)
 ほとんどのテントが29日中に撤収したため、テン場は10張程度。
 29日夜から30日にかけてはデカイ雷、強風でテントに殴りつけられるみぞれ、
 たわむテントに何回か目をさましました。
 30日朝は06:00に起床するも、外は真っ白な上に強風とみぞれがふりつづけていたため停滞決定、二度寝。
 08:00に改めて起床し朝食を食らう。明日は本日よりも天候は下り坂になることから、
 下山決定。
 09:45にテン場を出発、10:45に室堂ターミナル着、その後下山。
 
滑走ルート
滑走ルート

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コメント: 1
  • #1

    K子 (月曜日, 06 5月 2013 18:10)

    ゲレンデ並みの滑走痕と団地並みのテント。いい写真ですね。

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