富士山板収めスキー(須走口から)

【日程】5/20(日)
【山域】富士山須走口から往復
【メンバー】M森、I出
【行動概要】6:00須走口駐車場出発。 7:00 標高2300m。  10:45 標高3000m アイゼン登行。 12:00 標高3390m地点まで登り終了。 12:45滑降開始 3000m地点でスキーを外して登山道を下山。
15:30駐車場に戻る。
      

 須走口の駐車場より望む富士山。いつも通勤電車の窓から見える富士山の

上半分という感じです。さすがどっしりした感じで近そうで遠い・・・。

私にとっては初めての富士山で、ただひたすら歩みを進めるのみ、と気持ちを引き締めて登り始めた。

朝は冷え込んだ分澄んだ大きな青空が広がった。雲海を見ながらスキーを担いで高度をかせぐ。2800m付近から雪が出てきたが、登山道の雪はほとんどなかった。風は強く冷たい。

 3000m付近からスキーブーツにアイゼンを付けて登る。さすが富士山。このダイナミックな斜面を滑るために、スキーやスノーボードを担いで登っている人が大勢いた。高度が上がるうちに、まわりを見ている余裕がだんだんなくなってくる。あの石まで登ろう、あのくぼみまで上がろうとするが、足がずんと重く眠くなってきた。ああ、これが高度障害かと思いつつ、数メートル登るごとに息をつく。
 
 

 雪面はウィンドクラストしていたが、数メートルの違いで雪の柔らかい部分があり、下界を見下ろしながら今シーズン最後の滑りを楽しんだ。
下山道の砂走りの道は足首まで砂に埋まる道で、足を取られるのでなかなか気を遣った。林の中に入ると鳥の声が聞こえ、気温も上がる。雪の残っている富士山の上部との差を感じ、あらためて山の大きさを思った。晴天に恵まれ、初めての富士山と板収めスキーを楽しみました。M森リーダ-ありがとうございました。

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