平標山、センの沢

【山域】平標山

【期日】2010年2月15日(土)

【メンバー】M森、I松、Enri-、K子、M本

【行程】8:20 平標登山口,990m ⇒12:00 平標山山頂 1984m ⇒16:20 二居 

       810m

  平標山のヤカイ沢は何度か滑ったが、上部は風当たりの強い急斜面で雪質が良くない時も少なくなかった。登山口から往復というのもやや単調である。今回は、北西面のセンの沢を滑った。二居のスキー場駐車場に車を置き、バスで平標山登山口へ。

 別荘地の終わりからヤカイ沢出合いまでの車道は、谷側の路面が露出していた。3月下旬に来たこともあるが、こんなに雪が少ないのは見たことがない。ヤカイ沢に向かって右側の樹林の多い斜面を登る。上部はモナカ雪だった。

 山頂は多くのスキーヤー、ボーダーがいたが、ヤカイ沢を滑る人が多い様だった。

センの沢に入るには、松手山方面へ稜線沿いに進む必要がある、今回はアイゼン、ピッケルも持ってきたので、練習がてら、板を背負って1950m付近まで下る。

 ヤカイ沢源頭部は適度な斜度、ヤカイ沢側の上部がモナカ雪だったのに比べて、雪質も良く快適に滑れた。しかし、松手山東側の沢芯に入ると、日当たりの良い個所は雪が重く、ブッシュも目立ち、コース取り、滑りに一苦労。傾斜の緩い下部は沢の流れが出てきたが、日陰の為か、雪は滑り易く、渡渉で問題になる個所は無かった。二カ所ほど、立ち木が邪魔して、沢に落ちかねないような、ややきわどい個所があった。最後は林道に出て、楽々下り・・と思ったが、一部登り返しがあり、スプリットボードのEnri-さんは、最後はスキーモード(つまり、登りの状態にして)で下っていた。

 センの沢は雪が例年並みにあれば、大変快適なコースになるのではと思われた。東谷山から貝掛温泉入口へのコースと似ているが、こちらの方が標高差が大きい。

気象庁HPより

2020/2/15(土)9時

日本の南に前線が停滞しているが、本州付近には大陸からの高気圧が張り出している。

高知大学HPより

2020/2/15 9時 可視画像

北日本の日本海側は脊梁山脈に沿った波状雲が見られる。

平標山付近は上層に薄雲が見られたが、青空が広がっていた。

高知大学HPより

2020/2/15 10時 赤外画像

白く見えるのは上層の雲

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