2021/2/20~22妙高、黒姫、浅間山

                 2/21(土)14時、黒姫山1750m付近 H間

【日程・山域】

2/20(土)妙高、赤倉山下部 1640m付近まで

2/21(日)黒姫山 2053m

2/22(月)浅間山

【メンバー】M森、H間

【内容】

2/20(土)妙高、赤倉山下部、 晴れ、深夜降雪10cm程度 

 9:40     池の平スキー場発、

 11時~15時半 1640m付近、雪洞制作

 今日は、雪洞泊を主目的にしたので、スキー場上部から適地を探しながら登る。1590mで林道を過ぎると、南地獄谷側が急斜面となり、ブナの大木の脇に急に斜度が増す適地が見つかった。プローブで測ると積雪は3m以上。北大出身のTさんの雪洞制作マニュアルを事前に確認しておいた、要点は

・倒壊の危険を防ぐため、十分な長さの通路(入口トンネル)を確保する。

 天井厚は60cm以上必要。

・鋸がポイント、掘るな!(なるべく大きなブロックを)切り出せ!

・その他

 上下、合羽を推奨。斜度が緩いほど、長いトンネルが必要になる。

 

 上だけ合羽を着て、制作開始。まずプラットホーム(平坦な足場)を広めに作り

入口トンネルを掘り進める。天井厚が目安で1m程度になるよう、1m強、トンネルを掘り、居室を広げる。地面が出てきてしまったので、居室はトンネルの左側へ、L字型に広げる。二人だとあまり休んでいる暇がない。3時間半ほどで完成。密閉とならない様。入口は開放のままとした。夕方から風が強まり、夜半は降雪があったが、風が入ることもなく、0℃~-4℃程度。濡れた衣類も湯気を出しながら乾いた。

気象庁HPより

2021/2/20(土)9時

日本付近は南高、北低の春に多い気圧配置。関山アメダス:積雪142cm、最高気温は12.3℃

スキー場から見る妙高山の稜線は雪煙が舞っていたが、雪洞付近は東向きの尾根で、風は弱かった。

2/21(日)黒姫山 晴れ

 

6:40 雪洞発、

7:10 池の平スキー場駐車場着、黒姫スキー場へ移動。
9:30 黒姫スキー場発、

13:00 黒姫山 2053m

15:30 黒姫スキー場駐車場

 雪洞を出て、昨夜の降雪で滑りを期待したが、雪は重め、傾斜が緩く、のんびり滑る。ゲレンデ内は一転して、圧雪でカリカリだった。

 黒姫スキー場へ移動。リフトの一回券も、午前券もなく、一日券でリフト2本を上がる。暖かく、ジャケットなしで登る。1970m付近で稜線に出たが、ここから山頂までが、雪庇とシュカブラで登りにくく、1時間ほど要した。下りはトラバース気味に、東北東尾根へ入る。上部は湿った重い雪、樹林帯下部は厚いモナカ?雪で重く、難儀する箇所あり。先行者のシュプールを追ってゲレンデ下部にうまく戻ることが出来た。

気象庁HPより

2021/2/21(日)9時

昨日日本海北部にあった低気圧はオホーツク海へ移動。

関山アメダス:積雪127cm(昨日より15cm減)、最高気温15.5℃

2/22(月)浅間山 晴れ

 

 7:00  登山口発、

10:00 2300m付近、スキーデポ。

10:50  東前掛山。

12:40 滑降開始、

13:00 1900m、滑降終了、板背負う、

14:00  登山口
 登山口積雪は10cmほどだが、最初からシールで登ることが出来た。風は弱く、日当たりの良い個所はツボ足では潜るが、滑った斜面は北向きで、斜度は緩いが雪面は固かった。まだ滑れそうだったが、1900m付近で、石も出てきたので、早めに板を脱いでしまった。土日の好天で下部の雪がだいぶ減ってしまったようだった。

気象庁HPより

2021/2/22(月)9時

 

関山アメダス:積雪117cm(昨日より10cm減)、最高気温15.2℃

南高、北低型の気圧配置が続く。

高知大学HPより

2021/2/22(月)9時

可視画像

日本海から北日本にかけて、低気圧に伴う雲が広がるが、本州中部は日本海側除き、雲がない。

 

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