【期間】2025年12月28日(日)~30日(火)
【山域】南アルプス 聖岳3013m
【メンバー】H間、M森(記)
3年前の仙丈ヶ岳以来の冬期3000m峰。久しぶりの重荷で長い歩きになるので、M森は熊がいない地元の鋸山で数回の歩荷トレーニングを行った。
12/28(日) 晴れ
6:36芝沢ゲート発→14:25標高2230m付近着、テント設営
芝沢ゲートの駐車は10台程度。バイクもあった、途中で出会った日帰り登山の方だろうか。M森ザック重量は水分1kg、共同装備の3人用シングルウォールテント含め18kg強。(ザック本体2.7kg)
芝沢ゲートから西沢渡まで森林軌道跡を歩く。便(たより)ケ島の先で二箇所、大掛かりな足場で仮橋が掛けられていた。西沢渡には手動のゴンドラがある。それは使わず、木製の仮橋を渡ったが、二本目が傾いていて気が抜けない。ここまでで標高差400mほど上がっているが、便ケ島のすぐ上を除けば斜度は緩い。稜線の薊畑までの尾根は急な箇所もあるが、道は屈曲が多く地図から予想していたより登り下りとも歩き易かった感じ。1400m付近は滑り易そうな急斜面のトラバースがあり要注意。
標高2200m付近でテント(3人用)を張れるスペースがあり、樹林が濃く、風の影響が少なそうで、水を作れる積雪も出てきたので幕営地とした。
12/29(月) 快晴、夜間一時雪
6:23 発→10:40聖岳→13:50 テント戻り
出発時気温-10度。稜線までの途中にテント張るのに良さそうなスペースが二、三ヶ所あった。稜線に上がってからアイゼン、ゴーグル、オーバーミトンを付け、ストックをピッケルに替える。小聖岳から山頂下の大斜面までの間は岩稜部があるが足元は安定していて、斜度は緩く高度感はあまり無い。2700mから山頂までの平均斜度は30度強。登りはほぼ夏道沿い。先行者のトレースははっきりしている。バケツ状のステップになっている箇所とアイゼンが良く効く堅雪が混ざっている。山頂は雪面が広がり、積雪は30cm強ほどか。m森にとっては国内最後の3000m峰、H間さんに感謝の握手。他に2~3人の登山者。風が強まる予報だったので奥聖岳はパス。下りは登路より大きくトラバースしていく。ノッペリした急な雪面部分は雪の状態によっては雪崩が起きそうな感じ。2700m付近まで降りた辺りから、予報通り風が強くなってきた。テントに戻り下山について相談、まだ時間が早いので早めに寝て、深夜出発の予定とした。
12/30(火) 曇り
3:26 テント発→9:46 芝沢ゲート着
ヘッドライト、アイゼン(途中で外した)付けて出発。雪で登りのトレースが消えていて所々ルートファインディングが必要だったが、尾根沿いの下りで、大きく外れることはなかった。西沢渡の木橋には霜が降りていて滑りやすく、今回最も緊張した箇所かもしれない。易老渡から先が長く感じた頃、カーブを曲がると突然芝沢ゲートが現れる。
よく歩いた、お疲れ様でした。
気象庁HPより
12/28 9時
飯田気温 最低/最高 -4.3/9.1
(平年 -2.9/7.4)
飯田気温 -3.2/11.4
最高気温は平年+4℃
夜間、上部から強風の音が聞こえてきたが、幕営地はほぼ静寂だった。
飯田気温 2.9℃/9.9℃
最低気温平年+5.8℃
伊那谷に降りると晴れ間が見えたが、稜線は雲に覆われていた。予報では聖岳山頂は20m/s以上の強風。
鋸山329mで行った歩荷トレーニングの記録。
浜金谷駅(標高7m)からスタート、標高13mの登山口から山頂まで周回した。
1周すると標高差320m程度、3周で1000m弱程度になる。
最終回は登山靴を履いてペースが落ちたので、2周目は山頂の手前で引き返した。