2019年

6月

07日

富士山 須走口-2

【日にち】2019年6月2日(日)

【場所】富士山、須走口

【メンバー】M森.M本

【行程】1:30 須走口発、8:00 3420m地点、8:30 滑降開始、12:00 須走口

【概要】

 三週間前にも登ったが、雪は多く、2400m付近まで快適に滑ることが出来た。御殿場ライブカメラの映像をみると、まだ3000m以上は雪がありそうだった。月の出ない夜なので、晴れていれば夏の星座が見られるだろうと期待して、未明にスタートすることにした。

 しかし、上層に雲があり、星はほとんど見られず、3000m付近から雪面は続いていたものの、ブルドーザーで除雪、寸断され、落石も多かった。3400mの少し上まで登ったが、結局ほとんど滑れずに、板を担いで、長い下りを歩く修行のような山行となってしまった。まあ、それも悪くはなかった。今シーズンはこれで板収めとした。

↑Google Earth

 

←気象庁HPより

2019/6/2 9時

本州中部は高気圧の後縁に入り、上層、下層の雲が多かったが、登路は視界が良かった。

2019年

5月

12日

富士山 須走口

【日にち】2019年5月11日(土)

【場所】富士山、須走口

【メンバー】M森、E戸

【行程】6:30須走口P(2000m)発、8:15 2500m、シール登高開始、    11:40 3220m地点着、12:20発、12:50 2400m 滑降終了、13:40 須走口P

【概要】

 事前に、御殿場からのライブカメラ映像をみると、富士山東面は真っ白だった。

須走口から登りはじめ、1時間半ほどで雪が続くようになり2500m付近でシールを付ける。雪はザラメ状態だったが、途中からクトーを付ける。                

 吉田大沢側に近づくと、風当たりのせいか、雪面が固くなる場合があるようなので、上部は登山道より西側を登る。3200mを過ぎた辺り、登山道より300mほど西側、の地点までとした。

 雪面は適度なザラメで滑り易い。雪解けの為か、緩やかだが、やや大きな凹凸があり、滑る際にややガタガタする個所がある。先行者の跡を追うと、2400mまで滑ることが出来た。見上げる斜面は鳥海山を連想させるような、広く、なだらかな斜面。 

 板を脱いでからもしばらく雪の上を歩け、その先は砂走状の柔らかな斜面で、兼用靴で歩きやすかった。(富士宮口などは下部が、登山道を下ると、溶岩だらけで

歩きづらいのだが)

 富士山の中で、一番快適な斜面かもしれない。

気象庁HPより

2019/5/11 9時

午後は大気が不安定との予報であったが、雲がやや増えた程度のようだった。

2018/5/20

須走口より

この時は、雪は2800m付近から出てきて、滑降は3000m付近までだった。

2019年

5月

09日

朝日岳・雪倉岳

山域・山名:後立山連峰 朝日岳,雪倉岳

期日:52日(木)~5日(日)

山行形態:山スキー

メンバー:M(L)I()

行程:【5/2()】 栂池自然園ロープウェイ駅0930発~1100天狗原~1120振子沢上部斜面(※ピットチェック)12201250中ノ沢分岐~1340蓮華温泉着

【5/3()】蓮華温泉0440発~0550瀬戸川鉄橋06200700ヒョウタン池(※泊装備デポ)07300830白高地沢二俣~0900第一台地(白高地沢右岸)0950第二台地(同左岸)1130朝日岳11501340ヒョウタン池着

【5/4()】ヒョウタン池0430発~0540標高1,538m0910標高2,237m西~1020雪倉岳10501150ヒョウタン池(※装備回収)12201250瀬戸川鉄橋~1350兵馬ノ平~1510蓮華温泉着

【5/5()】蓮華温泉0430発~0620振子沢~0800天狗原~0840栂の森ゴンドラ駅着

 

『GW後半、四日間の日程でこの時期の山スキーエリアとして名高い朝日岳・雪倉岳を訪れました。初日は栂池より入山後、天狗原より蓮華温泉に下り泊、二日目にヒョウタン池まで進み、泊り装備をデポ後に朝日岳を往復してツェルト泊、三日目は雪倉岳往復後、装備を回収し蓮華温泉泊、四日目に栂池に戻る計画です。

長い行程に連日ヘロヘロ状態でしたが、天候にも恵まれ雄大な眺望の下、どこまでも拡がる広大な斜面の快適な滑走、そして静かな山の出湯と心尽くしのもてなしを満喫した至福の四日間となりました。

以下に概要を報告させていただきます。』

【5/2() 小雨のち晴れ】

前夜サンサンパークにて仮眠後、栂池高原スキー場へ移動。雨も上がり晴れ間ものぞく中、ゴンドラ・ロープウェイを乗り継ぎ自然園へ。天狗原を横切り、振子沢上部の北斜面でピットチェックを行う。雪面から50cm程下に旧雪層との接合面が確認されたが、四角柱を切り出し肩支点で力を加えても破断せず、上部積雪含めて結合状況は比較的堅固な様子。

 千国揚尾根を右手に見ながら、広い振子沢を沢身を避けつつ滑走。尾根上には木々に囲まれた風吹大池も望まれる。雪面も程良く緩み、斜度も手頃で至極快適な滑走が続く。標高1,800m付近で蓮華温泉への指導標に導かれ進路をやや西寄りに変え、中ノ沢右岸より車道に出る。蓮華温泉では鯉幟のお出迎え。雪倉岳を正面に望むきれいな部屋で乾杯。足を延ばした仙気ノ湯からの絶景にも感動。夕餉は土地の食材を活かした逸品が並ぶ。ふき味噌でいただくトンカツに舌鼓。

【5/3 () 晴れ】

 3時に起床し、前日準備いただいた朝食のおにぎりを食堂でいただき、明るくなった4時半過ぎに出発。気温5℃。蓮華の森、兵馬ノ平を経て、略夏道沿いを瀬戸川に架かる鉄橋に向けて滑走。橋の手前では、雪面も堅く傾斜もあることに加えて、基礎に続くブロックがやや不安定なためアイゼン装着。対岸からは、尾根を進み白高地沢右岸台地上のヒョウタン池に到る。

 食材等泊り道具一式を、幹の直径2mはあろうかという巨木の根元にデポして、朝日岳に向かう。白高地沢二俣から、第一台地、第二台地と高度を上げ、浅いカール状の大斜面を喘ぎながら登高し山頂に辿り着く。途中、接着不良でテープで補強した片側のシールも何とか持ち堪えてくれ感謝。

 登路より望まれた、山頂やや南側より白高地沢へと一気に高度を下げる直線的なラインが眼を惹くが、少し傾斜もありそうなので、略往路沿いに滑走することとする。風の強い山頂から反時計回りに高度を下げ、広大な雪倉岳の北面を眺めながらの快適な滑走が続く。

 泊り場のヒョウタン池台地に滑り込み、本山行第一優先の朝日岳滑走を祝して乾杯。ツェルトを張り、たっぷりと吸水したシールを午後の陽射しで乾かす。夕餉は、新玉・スナップエンドウなど庭の菜園で収穫した野菜類が主役の一汁三菜。ヒョウタン池の銘水での炊飯はやや微妙な炊き加減・・・。

第二台地より雪倉岳(左)~朝日岳の主脈稜線を望む
第二台地より雪倉岳(左)~朝日岳の主脈稜線を望む

5/4 () 快晴】

 今日は、雪倉岳の北面滑走と、全装での瀬戸川からの辛い登り返しに加え、15時までの到着推奨の掲示(蓮華温泉)もあり、タイトなスケジュール。230分起床。昨日の残りご飯に、コンソメ・ネギ塩ベースの具沢山餅入り雑炊を腹に収め、ツェルトを撤収して430分出発。気温△5℃。クトー装着。

 昨日同様白高地沢右岸を進み、二俣手前で左に折れる。シールで登り易そうなところにルートを求めるが、下部は結構地形が複雑で、途中二箇所ほどスキーを担ぐ。北面往復の場合は、二俣から赤男山に突き上げる左俣を中段まで詰めるのが登り易そうな印象。標高2,250m付近よりの北東大斜面を今日もヨレヨレになりながら何とか登り、這い出たところが主脈稜線。傾斜も緩む中ピークに到る。

 雪倉岳は山行中の最高地点だけに眺望も秀逸。北東には妙高・火打から雨飾に到る頚城・海谷山塊、北には朝日岳から日本海へと少しずつ高度を落とす栂海の山並み、西には黒部谷を隔てた立山連峰や剱北方稜線などの大パノラマが展開。南の白馬の横に頭を覗かせた旭岳の鋭峰も印象的。

 滑走は登高時の雪付きの状況等も考慮して、略真北方向に進路を採る。昨日の朝日以上の広大な斜面が延々と続く。途中一箇所ハイマツ帯を横断したのみで、スキーの機動力を実感できた快適な滑走となった。

 ヒョウタン池で装備回収後、蓮華温泉へと向かう。瀬戸川から兵馬ノ平への登りは、聞きしに勝る試練となった。足取りは重く、ボロボロ状態で何とか宿に到着し、売店で求めたコーラの味は寒露の一語。温泉に浸かり人心地付いた後、改めてビールで二座滑走の祝杯を上げる。

 夕餉は魚のフライ。タルタルソースの酸味に食がすすむ。きのこの味噌汁と、糸魚川産コシヒカリが美味。再度風呂に浸かり、硫黄泉を堪能。

雪倉岳北面ルート(標高1,850m付近より)※中央は赤男山
雪倉岳北面ルート(標高1,850m付近より)※中央は赤男山

【5/5 () 快晴】

 3時起床。食堂で朝の弁当をいただき、430分に二泊お世話になった蓮華温泉を辞す。気温2℃。

 中ノ沢から振子沢へとトラバース気味に登り返し、天狗原に到る。途中、振り返ると蓮華温泉からも存在感満点だった五輪山が朝陽を受けて、何とも言われぬ美しさだった。二日間、ガムテープでぐるぐる巻きとなったシールは暖かい宿で接着力をやや回復し、最終日の登りもテープの補強とクトーの併用で踏ん張ってくれて唯々感謝。

 天狗原からは最後の滑走。少し時間が早かったため、部分的に雪が緩み切っていない箇所もあり慎重に滑り、ゴンドラ栂の森駅に到着。

気象庁HPより

5月2日9時

白馬アメダス10.7℃

前日は日中小雨あり。

東日本は等圧線の間隔が狭く、

白馬付近の稜線は雲に覆われ、天狗原も風が強かった。

5月3日9時

白馬アメダス17.0℃

昨日より数度気温上昇。11時半に着いた朝日岳山頂は、まだ風が強く、上空に雲があり、長居出来る雰囲気でなかった。

 

5月4日9時

白馬アメダス15℃

本州付近に高気圧の中心。

稜線も風は治まり、快晴、雪倉岳山頂も春山の雰囲気だった。

5月5日9時

白馬アメダス17.2℃

早朝は振子沢下部のトラバースは雪が固く緊張する箇所あり。天狗原につくころは気温上がり、雪は緩んだ。

2019年

5月

01日

奥秩父

日時5/1(水)4(土)

場所】奥秩父

メンバー】M阿部

行程】

5/1(水)
塩山駅から山梨交通バスで「道の駅みとみ」下車。
9:45 「道の駅みとみ」発。
13:26 雁坂峠着。ここまでは雪がなく、楽に歩けた。
13:37 雁坂峠発。雁坂小屋に向かうが、尾根の北面となり、凍った雪と腐った雪に
なる。簡易スパイクをハイキングシューズに装着。無雪季タイムは小屋まで10分だが
30分かかってテン場着。
 テント内で酒を飲んでいたら、突然右こめかみ上部から出血。ポタリポタリではな
く、勢いよく噴出。テント内と本人が血だらけになってしまった。多量の出血で歩け
ないので、そのまま就寝。

5/2(木)
めまい、ふらつきがあるので、停滞とする。何とか小屋前の水場まで行くと、小屋の
スタッフが「どうしました?」と声をかけてくれた。事情を話すと、お湯とタオルを
用意し、血でバリバリになった頭と顔を拭って、血の噴出口にばんそうこうを貼って
くださった。
テントに戻り休んでいると、スタッフがやってきて、「鉄分と塩分の補給のため。」
と言って、梅干し、マスカット、塩飴を下さった。この親切は忘れられない。

5/3(金)
何とか歩けるので、撤収し、小屋に挨拶して6:40下山開始。一般登山道だが、片側が
切れた部分もあるのでゆっくり歩き、11:05に「道の駅みとみ」着。残った酒、食料
を減らすため、道の駅の向かい側のキャンプ場に幕営。

5/4(土)
テント、マットを乾かしてから、山梨市営バスで、山梨市駅に下山。

2019年

4月

19日

五輪山

日時4/19(金)〜21(日)

場所】五輪山

メンバー】T田、他

行程】

19日から蓮華温泉ベースで五輪山に行ってきました。
19日 11時に栂池ゴンドラ乗り場に集合したが、平日とはいえ大変静か!
ゴンドラ、ロープウエーともに貸切。例の自然レクチャーも我々だけ。予想外の好天の元、振り子沢から蓮華温泉に入る。
なんと蓮華温泉も我々だけの貸切、早々に食堂で大いに盛り上がる。
11:00ゴンドラ乗り場→15:00蓮華温泉 曇りのち晴れ
20日 朝食をゆっくりいただいて蓮華温泉を出発。稀にみる好天で、温泉のスタッフも気持ち良く送り出してくれる。何せ貸切なので脱ぎっぱなしのスキー靴をストーブの周りに運んでくれたり、スキーを安全な場所に移動してくれたりと至れり着くせりだった。瀬戸川の橋まで滑り、シールを張って五輪山を目指す。直前に歩いた大きな熊の足跡を見ながら白高地沢の鉄橋をスキーを履いたままで渡り、五輪高原に登りあげた。快晴無風、気温もそれほど上がらず、最高のコンディションだ。もちろん全山貸切、いつもは朝日岳や雪倉岳方面に人影があるが、今回は全く我々だけの世界だった。
五輪山山頂には小さなケルンがあるのみだが、眺望は日本海から連なる山並が一望である。無木立の大斜面を快適に滑り降り、瀬戸川から試練の登り返しをして無事に蓮華温泉に戻った。
週末とあって、昨日とは打って変わりたくさんのスキーヤーが泊まっていた。
6:45蓮華温泉→7;30瀬戸川→8:30白高地沢→13:00五輪山→15:00瀬戸川→17:00蓮華温泉 終日快晴
21日 少し風があるが曇り空の中、朝ゆっくりと温泉を出発して振り子沢を天狗原まで登り、ゴンドラでくだった。
実はこの振り子沢の道中は「宝探し」の道中であった。詳細は本人の名誉もあり割愛するが例会で聞いてください。
 7:15蓮華温泉→10:00お宝発見→13:00ゴンドラ乗り場 曇り
  
  平均年齢68歳の、それはそれは楽しい五輪山でした。

2019年

4月

13日

八甲田山、岩手山

 

日時4/9(火)4/13(土)

場所】八甲田山、岩手山

メンバー】A部幹、札幌山の会のA元さん他北海道のメンバ−5

 

行程】4/9(火)雪

酸ヶ湯温泉〜仙人岱

札幌山の会のA元さん他北海道のメンバ−5人と合流、酸ヶ湯温泉から仙人岱へ。

小屋はきれいによく整備されていた。春の暖かさに慣れた体に冬山の洗礼を受ける。

 

4/10(水)快晴

酸ヶ湯温泉〜大岳〜小岳〜高田大岳〜谷地温泉

昨日の冬山からうって変わり、これまでの八甲田山行で一番の快晴の天気。

大岳、小岳のピ−クを踏む。高田大岳は時間も遅くなるので山頂は止め南側を巻き

1520 1460m地点より谷地温泉へ下る。

 

4/11(木)晴れ

傘松峠〜駒ケ峯

傘松峠の先のスペ−スに駐車。昨日より登山者は少なく、車も少なかった。駒ヶ峯からは陸奥湾が望まれ

岩木山も白く輝いていた。

 

4/12(金)晴れ

上妨神社〜岩手山 

酸ヶ湯温泉の朝食後(バイキング)発。上妨神社へ入る林道にて駐車。1045

春の暖かさで途中、シ−ルは下駄状態。1400をめどに1460mまで上がり滑降。

ほぼ往路を戻る。木が密で気を遣う。1535駐車地着

「岩手憩いの村」で与作さんと合流し、ツア−最後の夜、与作の話で盛り上がる。

 

4/13(土)

900宿発 北海道メンバ−と別れ、与作さんを盛岡まで送った後、秋田へ、日本海側を南下。

昨年チャリで走った時のことを思い出しながら逆ル−トで酒田〜新潟へ。

 

雪は多く、道路の雪の壁は多いところで6m。ガイドの話では例年より1mは多いとのことでした。

 

雪質はいろいろですが、天気を考えれば八甲田山は4月がお勧めと思いました。

2019年

4月

13日

北八ヶ岳

日時4/13(土)〜14(日)

場所】北八ヶ岳

メンバー】M阿部

行程】当初は1日目に渋の湯から高見石経由で黒百合平、2日目に天狗岳往復の予定でした
が、悪天等のため予定通りの行動はできませんでした。

4/12(金)
茅野駅バス停にて仮眠。
4/13(土)
渋の湯で積雪状況を見ると、ここ数日の降雪で30〜40cm積もった模様。高見石〜中山
〜中山峠はラッセルが見込まれるので、直接黒百合平に登ることにする。
10:40渋の湯発→13:30黒百合平。
受付後、テントサイトの整地をしていると、単独の男性から声をかけられた。
「今、整地が終わったので、よろしかったら使ってください。」
「?」
「整地が終わってテントを取り出したら、外張り忘れて来てしまったので、小屋に泊
まることにしました。」
お言葉に甘えさせてもらった。
設営後、中山峠周辺を見に行ったが、中山への上りは腰まで埋まるところもあった。
4/14(日)
目が覚めると既に6時だった。風が強く、視界も悪いので下山することにする。
7:55テント発→9:15渋の湯

2019年

4月

08日

越後駒ケ岳

 

山域・山名:越後三山 越後駒ケ岳

期日:46日(土)

山行形態:山スキー

メンバー:M(L)I()

行程:石抱橋0720発~0820柳沢右岸分岐~0950道行山~1040小倉山~1200前駒(1763)1250駒の小屋~1310越後駒ケ岳13401430小倉山~1510道行山~1540白沢左岸~1630 石抱橋

概要:『4月の第一土曜日、前々週に冬季閉鎖が解除された奥只見シルバーライン利用して、銀山平から越後駒ケ岳を往復する機会を得ました。四季をとおして初めて訪れた越後駒は、周囲に北ノ又川や佐梨川・水無川の険谷を擁し、山塊の盟主に相応しいどっしり構えた佇まいがとても印象的で、この時期豊富な積雪量からも、随所に滑れそうな斜面がひろがる魅惑のエリアでした。銀山平からの道程は長かったですが、天候も上振れし、素晴らしい眺望と山頂直下の快適滑走は、それらを差し引いてもなお余りあるものがありました。』

 

  前夜道の駅「ゆのたに深雪の里」にて仮眠の後、シルバーライン経由で銀山平へ。入下山地点の石抱橋付近の積雪は約2メートル。周辺の路肩には既に10台程が駐車しており、人気の高さが伺える。

  ビンディングの微調整等に時間を要し、定刻から少し遅れて石抱橋を出発。暫くは北ノ又川左岸の林道敷を、正面遥かに中ノ岳を仰ぎながら西進する。北ノ又本流を左手に見送り白沢沿いに進み、水流の出ている柳沢をスキーを外して通過後、道行山への尾根に取り付く。ピーク手前の傾斜の強い痩せ尾根を避け、左方斜面にクトーを利かせて道行山に到る。展望が一気に開け、これから辿る小倉山~越後駒への長大なルートに暫し圧倒される。

  クトーを外して一旦鞍部まで降り、西に緩く登高。小倉山はピークの南側をトラバースして、雪庇の弱点から主脈稜線に這い上がる。やや風も強まる中、雲間から時折姿を現す越後駒に向けて広い尾根上を進む。百草ノ池と思しき辺りより傾斜も増し、雪面も堅くなってきたため再度クトーを装着。前駒よりは両側が切れ落ちた尾根となり、駒の小屋直下の急斜面ではスキーを担ぐ。

  ガスも晴れ上空に青空も拡がる中、駒の小屋から山頂までは一投足。漸く辿り着いた山頂からは、遮るもののない大展望を満喫。険谷を隔てて対峙する八海山や荒沢岳の岩峰群が青空に映え、南に聳える中の岳の雄姿や、以南の奥利根源流域外縁部の山並みが描く曲線が一際印象的。更に、北東に眼を転ずれば、未丈ヶ岳を経てたっぷりと雪を戴いた浅草・守門岳に到る毛猛連山など、見飽きぬ眺望に時を忘れる思い。

  長居の後、シールを剥がして駒の小屋に滑り込む。浅いカール状の地形のためか雪質も良く、斜度も手頃で快適なパウダーランを楽しむことができた。小屋から下の尾根上では状況は一変。ウインドクラストやシュカブラなど気の抜けない滑走が続く。百草の池と思しき地点からの白沢源頭部や、登り返しは必須ながら、北側の佐梨川方向にも良さそうな斜面が点在している印象。今回は往路を忠実に戻る。

  小倉山ピークをショートカットの後、道行山まではシールで登り返す。道行山から来し方を振り返ると、登下降した越後駒へと続く長大な尾根が、春の陽光を受けて神々しく輝いていた。

  なおも下降を続け、最後は樹間のやや混んできた尾根を離れ、右手斜面を白沢左岸に降り立った。あまり滑らない林道滑走を経て、1630分に石抱橋に帰着。

 

気象庁HPより

4月6日9時

東日本は冬型で、本州中部の等圧線の間隔は狭い。しかし、等圧線の間隔は日中に掛けて急速に広がった。

4月6日9時 500hPa天気図

気圧の谷が三陸沖に抜けている。

 

2019年

3月

27日

浅草岳

【日程】3月23日(土)
【山域】浅草岳

【メンバー】I松、A部、T田S、T本、M本、Y氏、I出、T田t
 7:55 大自然館前出発 -> 11:25 1300m地点まで

 11:40 滑降開始 -> 13:10 大自然館前

 

前日までの暖かさから寒の戻りの天候となり、天気は雪。林道終点からヤヂマナ沢とムジナ沢の間の尾根にとりつく。ブナ林の気持ちの良い尾根であるが、斜面はアイスバーンで、その上にほんのり雪が積もっている。

尾根に出るとすっかり冬に逆戻りの様子で、風も強い。天気が良ければ周りが見渡せる広い尾根だが、今日はひたすら”忍”で一歩一歩登る。

カエヨノボッチ(1485m)までは行こうと思ったが、手前の1300m地点で登り終了。

なるべく雪が積もったやわらかそうなところを選んで慎重にターン。

上越らしい良い山だが、あいにくの天気で残念だった。次の機会には、魚沼の山を眺めながらの春スキーを存分楽しみたいと思う。

2019年

3月

22日

北八ヶ岳

日時】2019年3/22(金)〜23(土)

場所】北八ヶ岳

メンバー】M阿部

行程】当初は1日目にロープウェイ駅から黒百合平、2日目に天狗岳往復の予定でしたが、
湿った軟雪のラッセルのため予定通りの行動はできませんでした。

3/21(木)
茅野駅バス停にて仮眠。
3/22(金)
9:15ロープウェイ山頂駅発→10:22縞枯山→11:25茶臼山11:35→12:50麦草峠13:05→
14:59丸山15:08→15:30高見石小屋(幕営)
縞枯山までは快適だったが、だんだん雪が深くなり、麦草峠からは所により腰まで沈
んだ。黒百合平まで行くのは断念し、高見石小屋に幕営。
3/23(土)
7:00テント発→7:25白駒池7:32→8:08テント撤収8:50→10:32渋の湯
天気がはっきりしないのと、昨日の疲れのため、白駒池を往復し、下山。

快適なスノーハイキングを期待したが、ラッセルトレーニングとなった。

2019年

3月

21日

秋田駒ヶ岳

日時】2019年3月21日(木)~23(土)

場所】秋田駒ヶ岳

メンバー】O田、T置

行程】

21日
夜行バスで前乗りしていたT置さんと田沢湖駅で
待ち合わせ、路線バスにて田沢湖スキー場へ(10:15頃着)
リフト2本を乗り継ぎゲレンデトップよりシール登行。
春の粘り気のある雪なのでシールもよく効き順調に高度を
稼ぐが、天候が最悪で、立っていられないくらい風が強く
雨も降りだしたので、男岳山頂直下1560mまでで登行終了。
そのまま降りても良かったかもしれないが、せっかく来たので
1530m付近の風下側の浅いルンゼ状を整地して泊まること
にした。
T置さんは半雪洞にツエルト、O田はシングルのゴアテント
で泊まる予定だったが、しばらくすると雨も本降りになって
きて風よけで積んだ雪のブロックも、インベーダーゲーム
終盤の防御壁の様に崩れてしまった。再びブロックを高く積み
上げ、背中と足で風ではためくテントを押さえつけ何とかO田
は食事をとり終えると、ツエルト慣れしたT置さんもさすがに、
「心が折れました!」と言ってテントに転がり込んできた。
(-T置目線- 完成して落ち着くも、雨の水分でしっかり固定したはずの雪がどんどん弛んでいく。そこに風が吹き、入口に積んだ雪が崩壊。ここは補強して凌ぐ。も、それから暫くして、大きなブロックで固定した(つもりだった)屋根の梁として使っていたスキー板が吹っ飛んだ。流石にこりゃ、太刀打ちできんわ。。と、白旗~。完成から白旗まで1時間半位?この崩壊の早さではとても夜は越せない、と、(以下報告に続く、、)
(強風の時の雪洞の安心感は半端ない。が、雨に対する弱さを教えて貰った良い体験でした。))
要らない装備は大きな袋に入れてバケツを掘った中に入れ
テント内2人横になれるスペースを確保した。
日付が変わるごろから雨が雪に変わったが、今度はテントが
バリバリに凍り付いてしまい、ゴアテックスなんて名ばかりの
ナイロンの布切れになってしまい湿度100%状態。少しでも
融かし乾かそうと、寝ながらコンロに火をつけるが無駄な
試みだった。
22日
明るくなってからも行動を起こしたくないダメ人間化して
しまっていたが、さすがに7時ころになって下山撤収を始める。
テントの張り綱、スキー板、ストックなどには10cmくらいの
エビのしっぽだらけで、ザックのストラップなども凍り付いて
しまい撤収にも時間がかかる。
視界のほとんど無い中、スキーはザックにつけてアイゼンで
トボトボと下山。俺たちスキー縦走に来たんだよな!などと
冗談でも言ってはいけない雰囲気の下山だった。
氷の斜面と化したスキー場をだましだまし滑り、バスで
アルパこまくさへ、ロビーにテントやマットを干し、シュラフや
身の回りの濡れ物をもって温泉へ、脱衣場は床暖房なので
シュラフや靴下などを広げとりあえず乾かす。ありがたい。
23日
アルパこまくさの軒下でホームレスよろしく1泊後、帰路に
ついた。

2019年

3月

11日

八ヶ岳

日時】2019年3月9日(土)~10(日)

場所】赤岳鉱泉から硫黄岳往復

メンバー】M阿部

行程】

 

3/9()

茅野駅からバスで美濃戸口へ。

11:10美濃戸口発、14:52赤岳鉱泉着。

受付でジョウゴ沢と裏同心ルンゼの状態を聞いたところ、

・どちらももう埋まっている。

・新雪が積もっていて、雪崩の危険がある。

・単独では絶対に入らないでください。

とのこと。計画を、一般ルートに変更。

小屋前のアイスキャンディー(人工氷柱)は、アイスクライマーで賑わっていた。

3/10()

予報に反して好天。

6:20テン場発→8:58硫黄岳頂上9:0510:33テン場、撤収11:3714:20美濃戸口バス停。

当初の目的は果たせなかったが、好天に恵まれ楽しい山行となった。アイスクライミングは来シーズンのお楽しみとする。

 

2019年

3月

10日

柄沢山

【日時】2019年3月9日(土)

場所】清水から柄沢山往復

メンバー】M森、I松、E戸、M本

行程】

 前夜、道の駅南魚沼泊り

 7:30 柄沢橋発 609m

    途中、ピットチェック

 13:10 柄沢山着 1900m

 13:40  発

 15:10 柄沢橋

【概要】

 巻機山から清水集落は何度か滑ったが、井戸の壁の立木が気になる。柄沢山は、よりすっきりとした斜面が広がっているとの情報で出掛けた。

 出発が7時半とやや遅かったので、巻機山の登山口と柄沢橋手前にはすでに多くの車が停まっていた。

 前日、湯沢で20cm弱の降雪があり、1100m付近から左岸からのデブリが多くなった。先行者は1250m付近から左手の沢へ入っていたが、左上の稜線に大きな雪庇がある。雪崩のリスクを考え、当パーティは沢の右手の尾根に取りつく。この尾根は、立ち木もまばらで、滑るにも良さそうであったが、所々に出てくる急斜面はあまり気持ちの良いものではなかった。 

 11時頃、雄たけびを上げながら頂直下から滑るスキーヤーの姿が見えた、雪煙を上げてターンしていて、まだ雪質が良さそうに見えた。

 1500m付近でピットチェックを行うと、30cmほど下に、数センチの間隔で氷結層がある。しかし、乗っている新雪は湿った雪で、登路程度の傾斜では簡単にずれ落ちることはないだろう、と判断した。

 多くの人が登っているように見えたのだが、山頂で出会ったのは二人だけだった。東面を滑っている人が多いのだろうか?

 山頂からは利根川源流部の、いかにもスキー向きの斜面が望める。

帰路は、1809m峰の手前までは稜線を滑る。やや硬いが、巻機山方面を正面に見ながら、気持ちよく滑れる。ここから、多くの人が登っていた沢に入るが、14時を

過ぎた頃で、雪は重く、標高が下がるについて、滑りづらくなってきた。途中からアウターを脱ぎ、既に春スキー本番という感じだった。

 未明に出発して10時頃山頂に着いて、11時前くらいに滑り出していれば、まだ軽い雪だったかもしれない。 

 

気象庁HPより

3月9日(土)9時

関東の東に中心を持つ移動性高気圧に広く覆われている。前日は冬型で、湯沢で20cmほどの降雪があった。

 

湯沢アメダス -1.7℃、92cm

平年値 131cmより40cmほど少ない。

3/7 87cm

3/8 103cm

 

 

2019年

3月

02日

上州武尊

【日時】2019年3月2日(土)

場所】上州武尊

【メンバー】H・K子・M本

行程】

2日(土)好天の下今季2回目の上州武尊に行って来ました。 

なんと関越で2回の事故渋滞に遭い更に高崎からの自然渋滞にも遭い予定より1.5時間も遅くスキー場に到着、ゲレンデトップ出発が1120分となってしまいました。アラフォー世代のK子・M本さんがガリガリ斜面もクトー無しでバンバン登って行き、遅れる老年を何度も立ち止まって待ってくれて山頂着、日本武尊の土台の下まですっかり表れていました。ここ暫く降雪が無かったのであろう、上部はガリガリのアイスバーンだったが、中腹からは湿雪となった中3人がそれぞれのシュプールを描いて1750m地点まで滑りました。ここから荒砥沢右股を登り返す予定であったが時間の余裕が無いので残念ながら断念し、トラバースして東尾根に向かい、今回は尾根のやや南側を滑りました。そして林道に降り立ったのですが現在地を3人で良く確認した結果、スキー場に戻る林道は更に下であることが分かり最後のツリーランをちょっと楽しんで滑走終了し、林道も湿雪状態であったのでシール無しでスキー場に14時に戻ることが出来ました。

2019年

2月

25日

三岩岳~窓明山~家向山縦走

  静寂の奥深い会越の山並みが印象的 

【日時】2019年2月23日(土)、24日(日)

場所】R401→三岩岳→窓明山→家向山→R401

【メンバー】I松、A部、M森

【行程】

 前夜、道の駅番屋泊り。

 2/23(土)

  7:50 R401 登山口発 770m

  13:00 三岩岳避難小屋 1840m

  15:00 三岩岳1900m上まで往復1時間、小屋戻り

 三岩岳登山口の広い路側に駐車。他に車は1台。尾根に上がるまでは急斜面で、雪面が固く、クトーを付けて登るが、転んだら危なそうな斜面だった。南岸を低気圧が通過、上層を気圧の谷が通過する影響か、途中から小吹雪模様となる。3人パーティーが滑ってくるのに出会う。1450m付近から引き返してきたと。尾根沿いで

ルートは明瞭。上部の針葉樹林帯に入ると風は弱まる。視界は100mほどか。GPSを見ながら小屋に近づく。モノトーンの視界の中、三角屋根の上部1m程が露出しているのを見つける。視界が悪いとGPS無しでは見つけるのは難しいかもしれない。

 小屋に着かないときに備え、ツエルト泊装備で来たが、周囲の樹林帯ならツエルトで泊れそうな感じ。小屋は二階の窓から入るが、狭く、内部の足場が不安定(脚立)、両足から入り、上体から出るのがコツの様だ。窓枠をまたいでしまうと出入り出来ない。スマホは圏外。

 小屋内部は数m四方程度、丸太造りで、きれい。1階の壁三面とドアにも窓があり雪が無ければ明るそう。冬はほぼ真っ暗なのでヘッドライトが必要。1階の板の間は六人程度ならゆったり寝られそうな広さ。

 三岩岳へ向かうが、視界が悪く、1900m上で引き返す。粉雪とクラストが入り混じった油断出来ない斜面。小屋内は-8℃~-10℃程度。

 コンロ、食事は各自用意したので、水や食事は各自で作った。

 2/24(日)

 4:00 起床、小屋内部清掃

 6:30 小屋発

 7:40 三岩岳 2065m

 8:30 鞍部でシール貼り付け

 10:30 窓明山 1843m

 12:00 家向山南西ピーク1520m

 13:00  車道出

 夜中トイレに起きた時は風が強く、雪が舞っていたが5:40頃、明るくなってきた外へ出ると、快晴、風も弱い。小屋の中に入った雪を念入りに掃除してから出発。三岩岳の斜面は、クラストと粉雪シュカブラ状が入り混じっているが、傾斜は緩いので、意外と滑り易く、楽しかった。しかし樹林帯に、入ると、雪面の凹凸が大きく、なるべくこれを避けて、窓明山との鞍部の少し北側に滑り込む。窓明山への稜線は、雪庇、稜線北側は密な樹林帯で雪面の凹凸が大きく、思ったより時間が掛かる。

 窓明山から家向山への斜面は新雪斜面で滑り易い。家向山へは100mほどの登り、その先はザラメ雪のブナ林で既に春スキーの雰囲気。上着もオーバー手袋も脱いだ。カスミ沢山からは林間の狭い急な下り、雪は柔らかく、横滑りを駆使して下る。最後は夏道から離れ、東側の小沢沿いに車道に出た。

 先週の鍋倉山とはまた違った、針葉樹林広がる上部大斜面、下部のブナ林と変化が大きい。天候も土曜日は冬、日曜日の昼間は春山の雰囲気。二日目の稜線は他パーティに出会うこともなく、自分たちだけで斜面を楽しむことが出来た。

 

 

気象庁HPより

2/23(土)9時

関東の東を低気圧が通過、大陸から高気圧が張り出し、冬型の気圧配置に

桧枝岐アメダス

-1.1℃、積雪138cm(平年157cm)

 

 

 

500hPa天気図 2/23(土)9時 

5220~5400mの気圧の谷が北日本を東進、北海道上空で-36℃以下の寒気を伴う。

2/24(日)

本州は移動性高気圧に覆われている

桧枝岐アメダス

-3.2℃、137cm

 

 

500hPa天気図 2/24(日)9時

気圧の谷は日本の東に抜け、本州上空は等高線の間隔が広くなってきた。

東京スキー山岳会にご関心をお持ちいただいた方はどうぞお気軽にお問い合わせください。(⇒お問い合わせ

例会見学歓迎です!(日時はこちらをご参照)