2019年

3月

11日

八ヶ岳

日時】2019年3月9日(土)~10(日)

場所】赤岳鉱泉から硫黄岳往復

メンバー】M阿部

行程】

 

3/9()

茅野駅からバスで美濃戸口へ。

11:10美濃戸口発、14:52赤岳鉱泉着。

受付でジョウゴ沢と裏同心ルンゼの状態を聞いたところ、

・どちらももう埋まっている。

・新雪が積もっていて、雪崩の危険がある。

・単独では絶対に入らないでください。

とのこと。計画を、一般ルートに変更。

小屋前のアイスキャンディー(人工氷柱)は、アイスクライマーで賑わっていた。

3/10()

予報に反して好天。

6:20テン場発→8:58硫黄岳頂上9:0510:33テン場、撤収11:3714:20美濃戸口バス停。

当初の目的は果たせなかったが、好天に恵まれ楽しい山行となった。アイスクライミングは来シーズンのお楽しみとする。

 

2019年

3月

10日

柄沢山

【日時】2019年3月9日(土)

場所】清水から柄沢山往復

メンバー】M森、I松、E戸、M本

行程】

 前夜、道の駅南魚沼泊り

 7:30 柄沢橋発 609m

    途中、ピットチェック

 13:10 柄沢山着 1900m

 13:40  発

 15:10 柄沢橋

【概要】

 巻機山から清水集落は何度か滑ったが、井戸の壁の立木が気になる。柄沢山は、よりすっきりとした斜面が広がっているとの情報で出掛けた。

 出発が7時半とやや遅かったので、巻機山の登山口と柄沢橋手前にはすでに多くの車が停まっていた。

 前日、湯沢で20cm弱の降雪があり、1100m付近から左岸からのデブリが多くなった。先行者は1250m付近から左手の沢へ入っていたが、左上の稜線に大きな雪庇がある。雪崩のリスクを考え、当パーティは沢の右手の尾根に取りつく。この尾根は、立ち木もまばらで、滑るにも良さそうであったが、所々に出てくる急斜面はあまり気持ちの良いものではなかった。 

 11時頃、雄たけびを上げながら頂直下から滑るスキーヤーの姿が見えた、雪煙を上げてターンしていて、まだ雪質が良さそうに見えた。

 1500m付近でピットチェックを行うと、30cmほど下に、数センチの間隔で氷結層がある。しかし、乗っている新雪は湿った雪で、登路程度の傾斜では簡単にずれ落ちることはないだろう、と判断した。

 多くの人が登っているように見えたのだが、山頂で出会ったのは二人だけだった。東面を滑っている人が多いのだろうか?

 山頂からは利根川源流部の、いかにもスキー向きの斜面が望める。

帰路は、1809m峰の手前までは稜線を滑る。やや硬いが、巻機山方面を正面に見ながら、気持ちよく滑れる。ここから、多くの人が登っていた沢に入るが、14時を

過ぎた頃で、雪は重く、標高が下がるについて、滑りづらくなってきた。途中からアウターを脱ぎ、既に春スキー本番という感じだった。

 未明に出発して10時頃山頂に着いて、11時前くらいに滑り出していれば、まだ軽い雪だったかもしれない。 

 

気象庁HPより

3月9日(土)9時

関東の東に中心を持つ移動性高気圧に広く覆われている。前日は冬型で、湯沢で20cmほどの降雪があった。

 

湯沢アメダス -1.7℃、92cm

平年値 131cmより40cmほど少ない。

3/7 87cm

3/8 103cm

 

 

2019年

3月

02日

上州武尊

【日時】2019年3月2日(土)

場所】上州武尊

【メンバー】H・K子・M本

行程】

2日(土)好天の下今季2回目の上州武尊に行って来ました。 

なんと関越で2回の事故渋滞に遭い更に高崎からの自然渋滞にも遭い予定より1.5時間も遅くスキー場に到着、ゲレンデトップ出発が1120分となってしまいました。アラフォー世代のK子・M本さんがガリガリ斜面もクトー無しでバンバン登って行き、遅れる老年を何度も立ち止まって待ってくれて山頂着、日本武尊の土台の下まですっかり表れていました。ここ暫く降雪が無かったのであろう、上部はガリガリのアイスバーンだったが、中腹からは湿雪となった中3人がそれぞれのシュプールを描いて1750m地点まで滑りました。ここから荒砥沢右股を登り返す予定であったが時間の余裕が無いので残念ながら断念し、トラバースして東尾根に向かい、今回は尾根のやや南側を滑りました。そして林道に降り立ったのですが現在地を3人で良く確認した結果、スキー場に戻る林道は更に下であることが分かり最後のツリーランをちょっと楽しんで滑走終了し、林道も湿雪状態であったのでシール無しでスキー場に14時に戻ることが出来ました。

2019年

2月

25日

三岩岳~窓明山~家向山縦走

  静寂の奥深い会越の山並みが印象的 

【日時】2019年2月23日(土)、24日(日)

場所】R401→三岩岳→窓明山→家向山→R401

【メンバー】I松、A部、M森

【行程】

 前夜、道の駅番屋泊り。

 2/23(土)

  7:50 R401 登山口発 770m

  13:00 三岩岳避難小屋 1840m

  15:00 三岩岳1900m上まで往復1時間、小屋戻り

 三岩岳登山口の広い路側に駐車。他に車は1台。尾根に上がるまでは急斜面で、雪面が固く、クトーを付けて登るが、転んだら危なそうな斜面だった。南岸を低気圧が通過、上層を気圧の谷が通過する影響か、途中から小吹雪模様となる。3人パーティーが滑ってくるのに出会う。1450m付近から引き返してきたと。尾根沿いで

ルートは明瞭。上部の針葉樹林帯に入ると風は弱まる。視界は100mほどか。GPSを見ながら小屋に近づく。モノトーンの視界の中、三角屋根の上部1m程が露出しているのを見つける。視界が悪いとGPS無しでは見つけるのは難しいかもしれない。

 小屋に着かないときに備え、ツエルト泊装備で来たが、周囲の樹林帯ならツエルトで泊れそうな感じ。小屋は二階の窓から入るが、狭く、内部の足場が不安定(脚立)、両足から入り、上体から出るのがコツの様だ。窓枠をまたいでしまうと出入り出来ない。スマホは圏外。

 小屋内部は数m四方程度、丸太造りで、きれい。1階の壁三面とドアにも窓があり雪が無ければ明るそう。冬はほぼ真っ暗なのでヘッドライトが必要。1階の板の間は六人程度ならゆったり寝られそうな広さ。

 三岩岳へ向かうが、視界が悪く、1900m上で引き返す。粉雪とクラストが入り混じった油断出来ない斜面。小屋内は-8℃~-10℃程度。

 コンロ、食事は各自用意したので、水や食事は各自で作った。

 2/24(日)

 4:00 起床、小屋内部清掃

 6:30 小屋発

 7:40 三岩岳 2065m

 8:30 鞍部でシール貼り付け

 10:30 窓明山 1843m

 12:00 家向山南西ピーク1520m

 13:00  車道出

 夜中トイレに起きた時は風が強く、雪が舞っていたが5:40頃、明るくなってきた外へ出ると、快晴、風も弱い。小屋の中に入った雪を念入りに掃除してから出発。三岩岳の斜面は、クラストと粉雪シュカブラ状が入り混じっているが、傾斜は緩いので、意外と滑り易く、楽しかった。しかし樹林帯に、入ると、雪面の凹凸が大きく、なるべくこれを避けて、窓明山との鞍部の少し北側に滑り込む。窓明山への稜線は、雪庇、稜線北側は密な樹林帯で雪面の凹凸が大きく、思ったより時間が掛かる。

 窓明山から家向山への斜面は新雪斜面で滑り易い。家向山へは100mほどの登り、その先はザラメ雪のブナ林で既に春スキーの雰囲気。上着もオーバー手袋も脱いだ。カスミ沢山からは林間の狭い急な下り、雪は柔らかく、横滑りを駆使して下る。最後は夏道から離れ、東側の小沢沿いに車道に出た。

 先週の鍋倉山とはまた違った、針葉樹林広がる上部大斜面、下部のブナ林と変化が大きい。天候も土曜日は冬、日曜日の昼間は春山の雰囲気。二日目の稜線は他パーティに出会うこともなく、自分たちだけで斜面を楽しむことが出来た。

 

 

気象庁HPより

2/23(土)9時

関東の東を低気圧が通過、大陸から高気圧が張り出し、冬型の気圧配置に

桧枝岐アメダス

-1.1℃、積雪138cm(平年157cm)

 

 

 

500hPa天気図 2/23(土)9時 

5220~5400mの気圧の谷が北日本を東進、北海道上空で-36℃以下の寒気を伴う。

2/24(日)

本州は移動性高気圧に覆われている

桧枝岐アメダス

-3.2℃、137cm

 

 

500hPa天気図 2/24(日)9時

気圧の谷は日本の東に抜け、本州上空は等高線の間隔が広くなってきた。

2019年

2月

21日

阿寺山

【日にち】2019年2月10日(日)

【メンバー】M森、M浦、A部、K子、T本

【行程】

 8時 広堀橋発  380m

13時 阿寺山   1510m

15時 広堀橋

 当初、柄沢山方面を計画したが、未明は風雪模様、尾根沿いのシンプルなコースの阿寺山に変更。先行パーティーのトレースがあったが、2/3ほど登ったところで追いつき、山頂まで先頭を交代する。途中で、スキー板を1本だけ背負って歩いて降りてくる方に出会う、流れ止めが切れて、板を紛失したのとこと。下りは重めの深雪。林間がもう少し広ければと感じる。

 

気象庁HPより

冬型の気圧配置、夕方にかけて、等圧線の間隔は広がっていった。

湯沢アメダス 9時 -2.9℃、積雪159cm 平年値 150cm よりやや多い。

2019年

2月

18日

深雪と飽食の北海道・日高山系山スキー

日程:2019215日(金)~18日(月)

メンバー:T本L、H野SL、T田、A部幹、S崎、M浦、F谷章(記録)

 

これまでも数回実施している札幌在住の会友・A元さんをはじめとする「札幌山の会」「帯広山岳会」「新得山岳会」の皆さんとの合同での山行。厳しい寒さの中で山に登る北海道の岳人たちの技量や体力に大いに刺激を受けるとともに、宿舎ではご馳走を振る舞われ、感動と感謝の4日間となった。

 

215

東京組の6人は羽田を朝8時に出て9時半に千歳空港着。T田さんは富山から羽田で乗り継いで10時半に千歳着。早めの昼を食べてから空港近くの「ファミリー・レンタカー」へ。ハイエースのロングタイプだが、普段から乗り慣れているS崎さんの運転で1220分に出発。道東自動車道を順調に走り3時に芽室町の宿泊施設「かっこう」に到着した。

既に北海道組のA元さんら6人は到着していて、片付けなどの後にさっそく宴会モード。帯広山岳会のN谷さんの打ってくれたソバやジンギスカンを堪能した。調理実習室が厨房になっていてそこで次々とご馳走を食べることになった。しかし残念なことに、蛇口は混合栓ではなく熱湯と水の出る蛇口が別々で微妙に離れているという一昔前の公共施設によくある形だった。設計した人は水仕事をしたことがないのだろうか。

この施設は閉校になった小学校を転用したもので、清潔で暖かく快適に過ごすことができた。中の一室は芽室町出身の横綱大乃国を記念した展示室になっていて、また敷地内には隣接して「ふるさと歴史館」という芽室町の歴史を伝える民俗資料が展示されている立派な建物もあった。

施設の周囲は数センチの積雪で、これは例年に比べると極めて少ないとのことだった。

 

216(曇りのち小雪)

前夜の打ち合わせでは、この日はN谷さんに率いられてペケレベツ岳の北方にある日勝峠から日勝ピークを越えて同岳を目指す組と、A元リーダーのもと同岳東面の国道274号線沿いの日勝峠4合目から往復する組の、各々数人ずつのパーティーに分かれて行動することになっていた。しかし、宿舎を出たときの車の分乗のまま、A元パーティーは3人だけになってしまった。

<日勝峠からペケレベツ岳>(この項の記録・T本)

・メンバー=:T本、H野、T田、A部(幹)、M浦、S崎(以上TSMC)、N谷L、S水(以上帯広山岳会)、A堀(新得山岳会)、A元、K西(以上札幌山の会)、S藤

日勝峠(標高1020m940-日勝ピーク(1445m11001000m付近まで滑降-

ペケレベツ岳(1532m1330-東面滑降-日勝峠4合目660m1515

日勝峠の駐車場にはすでに56台ほど車が止まっていた。ここは人気の山スキーエリア。車から出ると北海道の冷気の洗礼を受けた。気温はマイナス10度前後か。 今日はこのエリアに精通した帯広山岳会のN谷さんの案内でペケレベツ岳を目指す。 N谷さんを先頭に日勝ピーク1445mへハイクアップ。N谷さんは元ラガーマン、70歳をとうに過ぎているのに超人的な体力の持ち主。登るスピードに付いて行けない。ピークに上がると風も穏やかで絶好の滑降日和だ。ここからペケレベツ岳と日勝ピークの間の沢まで標高差400mほど滑降。樹林帯の中は素晴らしいパウダーが待っていた。斜度も適度で気持ち良くテレマークターンが決まる。積雪量が例年より少なく谷を渡るのに苦労するが、気持ちの良い霧氷林の中ラッセルを交代しながら1時間半ほど登るとペケレベツ岳山頂に着いた。晴れていれば十勝平野が一望できるが今日は雲に包まれている。ここから国道274(日勝峠4合目)を目指して東の斜面を滑る。見ると30度オーバーのオープンバーンがノントラックで広がっている。山頂直下は巨大な雪庇が張り出し雪崩のリスクを感じる。雪庇下を避け疎林帯をN谷さん先頭に滑り出す。止まると膝まで潜る深雪パウダーの急斜面。ニセコに比べ内陸部の日高山系は乾いた雪質。本州では滅多に出会いない素晴らしいパウダースキーを満喫。

4合目からペケレベツ岳往復>

メンバー=A元L、S山(以上札幌山の会)、F谷(TSMC

日勝峠4合目(660m9551290m地点1315/454合目1455

日勝峠の4合目には森林工事のための仮設の工事事務所があり、車を数台停めることのできるスペースがあるだけでなく「ご自由にお使いください」と書かれたトイレまである(このことは翌日大いに役立った)。念のため事務所に車を停める旨の挨拶をした。

ここから最初は沢伝いに登るのだが、何年か前の水害で荒れてしまったそうだ。雪が少なくところどころ石を踏んでのシール登行だ。途中から沢から離れ北側の夏道のある尾根を目指すが邪魔なブッシュが多い。だんだん傾斜が急になりクトーを付けても苦労する登りになってきた。尾根に出てからもブッシュが多くて時間がかかり、せめて主脈とのジャンクションにある1343mのピークまでと考えたのだが、眼下に比較的滑りやすそうな斜面の見える1290mほどの地点で登高は終了とした。そこから深雪の樹林の中でも比較的広いバーンを選んで滑って沢に出て、出発点の4合目に戻った。

その後まもなく日勝峠からのパーティーも到着し、A元さんの車で日勝峠に乗り捨ててきた車を回収の後、温泉に入ってから「かっこう」に戻った。今日も北海道組の皆さんの「おもてなし」。魚の解体ショーから始まり最後は六花亭のデコレーションケーキ(イチゴのショートケーキのオバケともいうべき巨大なケーキ)で満腹になった。(今回同行してくれた帯広山岳会のメンバーの中に同社の社員が2人いたのだ。)

 

217(雪)

今日は全員そろって日勝峠から日勝ピークを越えて、西南方向にある沙流岳往復の予定で勇躍出発した。しかし車で日勝峠に近づくにつれ天気は悪化し、駐車場に着くと吹雪になってしまった。そこで予定を変更し、N谷さんのお勧めに従い、昨日車を停めた4合目から小一時間登って滑走を楽しめる斜面に行くことにした。

845分に4合目を出発し940分ごろに各々900m付近に到着した。そこから各自で望むだけの回数を登り返して深雪を滑り、昼近くに全員が終了して4合目に戻った。

実はこの日、昨夜遅くまでのご馳走がきいたか、半数以上のメンバーが腹に異常をきたし、帯広山岳会のS水さんが山行をキャンセルしたことをはじめ、4合目のトイレに何度か入ったり、雪の降る中でキジ打ちをする羽目になったメンバーもいた。

夜は芽室の街中にある料理屋「鳥せい」で鳥尽くしの夕食。運転代行で宿舎に戻った。

 

218(晴)

<南富良野タケノコ山>(この項の記録・T本)

メンバー=T本、H野、T田、A部(幹)、M浦、A元、K西、A堀L

除雪終点(420m920-山頂直下(1000m1130(A部(幹)、T田は山頂へ)

-除雪終点1220

通称タケノコ山(標高1039m)は社満射岳(1063m)の東隣にある2.5万図の上では無名峰で、ボーダーや山スキーヤーに人気急上昇の山だ。新得山岳会のA堀さんの案内で行って来た。 最初はなだらかな林の中を行く。北東尾根に取り付くと急傾斜のハイクアップが続くが2時間ほどでエントリー地点の1000m付近の山頂直下の稜線に着いた。元気のあるA部(幹)さんとT田さんは山頂へ向かった。滑るのは上から見て尾根の右側の沢。稜線上に34mの雪庇が張り出している。少し稜線を滑り、回り込んで沢に入った。上部は30度オーバーの急斜面。1000mちょっとの山とは思えない広大な斜面が広がっている。ファットスキーを履いても脛まで潜るパフパフのパウダーを皆、思い思いに楽しんだ。T田さんはこの北海道遠征でパウダーテレマークに自信を持ったようで優雅なターンを決めていた。2時間強のハイクアップでこれだけの広大な沢を滑降できるのだから人気急上昇と言うのも納得。半日コースだったが満足度100%。北海道最高!

 

なお、膝痛のS崎さんとこの日も下痢の止まらないF谷は山行をキャンセルして麓にある映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幾寅の駅を見に行くなどして過ごした。

タケノコ山から下山したところで札幌に帰るA元さんらとは別れ、再び道東道を通って千歳空港に向かった。レンタカーも返してから空港に着いたのは3時過ぎだったが、「早割」の格安チケットのため便の変更はできず、羽田で乗り継いて富山まで帰るT田さん以外は夜7時半のフライトまでのんびりと待つことになった。

最後に精算すると、レンタカー(4日間で4万円)、ガソリン、高速代、宿泊費(3泊して1,200円/人!)、食費などすべて含めて分担金は一人当たり約2万円(そのほかに羽田からの往復航空機代18,000円余)だった。

 

以 上                 

 

2019年

2月

17日

関田山脈 鍋倉山

山行期日:2/17(小雪のち晴

山行形態:山スキー

メンバー:M(L)I(SL)I()

 行動概要:温井集落(除雪終了点) 0650発~0750南東側尾根取り付き~1020鍋倉山10501150 温井集落

 

前夜、道の駅「信越さかえ」にて仮眠。到着時には小雪が舞う程度だったが、未明には20cm程の積雪。豪雪地帯らしく、R117は除雪車輌がフル回転。温井集落には一番乗り。

明るくなり始めた頃より、続々と集結し始めた同好の方々よりルート情報等教示いただく。今シーズン既に4回目とのリピーター氏からの、今日が最高のコンディションとの呟きに期待も膨らみ出発。新潟側に抜ける道路をショートカットしながら、山頂から南東側に伸びる尾根に取り付く。

尾根に乗るまでは暫しひざ下ラッセルの急登。その後は傾斜も緩み、ぶなの美林を一層神秘的に装う匠の氷雪細工に魅せられながら、緩々と登高を続ければやがて山頂に導かれる。

滑走準備をしていると、メインの登りルートとなっていると思しき東面他からスキーヤーやボーダーが続々と集合。ここでもリサーチの結果、お薦めの西の沢に降る北面に滑り込む。雪も止み、樹も疎らで手頃な傾斜の北東斜面を、良質パウダーの浮遊感を楽しみながらボトムまで滑走。標高差200m程度とコンパクトながら、条件に恵まれて大満足の一本となった。これ以外にも、何本も良さそうなルートがありそうな印象で、東側を斜上する登路を埋める行列からも、その人気の高さが伺えた。

トラバース気味に高度を下げて、西の沢を左岸に渡り往路に合流。やや重めの湿雪を温井集落に滑り込んだ。

気象庁HPより

2019/2/16(金)21時 前夜

冬型、道の駅 信越さかえ では

一晩で20cmほどの新雪

野沢温泉アメダス

積雪 138cm

 

2019/2/17 9時

冬型が緩んできた。

野沢温泉アメダス

気温 -2.5℃

積雪 143cm(平年値166cm)

野沢温泉では、道の駅 信越さかえ、

鍋倉山周辺ほどは、雪が降らなかったようだ。

2019年

2月

16日

東谷山

【日時】2019年1月19日(土)

【場所】東谷山

【メンバー】M森、A部、S-dy、I松、I出、K子

【行程】

  8:50 神楽みつまたステーション発 800m

 12:00 東谷山着 1550m

 13:15 貝掛温泉入口着 760m

 人気コースで、他パーティのトレースがあり、ラッセルもなく山頂へ。

 好天の下、深雪が楽しめた。湯沢の積雪はほぼ平年並みであったが、もう少し

 雪があれば、ブッシュが埋もれてより快適だったかもしれない。

 

 

気象庁HPより

1月19日 9時

西日本から移動性高気圧に覆われ、冬型が緩んできた。

 

 

2019年

2月

03日

土合赤沢山

赤沢山山頂より上州武尊

山域:土合赤沢山

日程:2019年2月3日

メンバー:O田

山行形態:山スキー

行動概要

 土合駅で準備を済ませ、土合山の家の駐車場から入山。駐車場の凍ったところでいきなり大転倒をしてしまい、ザックのバックルを破損、手をすりむいてしまった。
 この山は尾根にのってしまえば山スキーで気楽に廻れるのですが、山の家から尾根にのるまでの標高差にして100mくらいが急斜面で、スキーだと中々しんどい所があります。以前来た時にはワカンを持っていきましがスキーで何とか登れてしまったので、今回はもっていかなかった。しかし表面が氷化したモナカ雪の急斜面にスキーでは歯が立たず、ツボ足で登らざるを得なかった。100m上がるのに45分もかかってしまいました。しかし尾根に乗ればこっちのもの。快晴の下周囲の山々を眺めながらの半日山行となりました。
今回は、シールの糊を自分で張り替えたので、そのチェック目的の山行でした。山頂から北斜面を200m程滑り、シールをつけて登りかえし往路の尾根に復帰後そのまま土合山の家に滑りました。すこし厚く塗りすぎたかなと思いましたが、板に糊が残ることもなくかつ剥がれることもなく、初めてやった割にはうまくいったかなという感じです。
水上で味噌ラーメンを食べ、電車の時間まで1時間ほどあったので、駅前の床屋さんで丸刈りにした後、帰路につきました。

 

白毛門、朝日岳方面

2019年

2月

03日

上州武尊山

201922日(土)~3日(日)  せみね山荘泊

メンバー LA部幹男 SLT田清七 F谷章(会計)T本隆久(顧問)
林奉人(会計)H野裕也(雪崩講習)M森徹(気象)E波戸茂(記録)
     なおF谷章、T本隆久は2日のみ参加
行動概要
22日リフト終点920分―前武尊1015分―荒砥沢左俣鞍部1030分―1750m地点1100分―右俣1950m地点1210分―1630m地点1240分―スキー場合流点1430

 雪時々曇り リフト終点発(920分)いつもとは違い武尊に向かって左側から登り始める。前夜の宴会にもかかわらず、順調に前武尊到着、そのままシールを付け、荒砥沢左俣鞍部に到着。ピットチェックをH野さん指導で実施(2か所、気温-7℃、深さ1.5m、風強い)、新雪が20㎝程あるが最強コンプレッションでもびくともしない。弱層はなく、安定しているとの結果を得る。計画では2日は初めに西俣沢を予定していたが、視界不良などを考慮し、荒砥沢を滑ることにする。積雪量は平年より少ない。少し邪魔な木々を避けながら、左股へ滑り込み、10分程で1750m地点。出だしこそはウインドクラスト等が邪魔をしたが、後半はパウダーを各人各様で楽しんだ。そこから1時間登り返し、右股1950m地点に到達、再び右股へ1630m付!
近までの滑降を楽しんだ。今回山スキー初すべり組が半数いたが、二度目の右俣は周りの景色に目をやるほどの余裕?があったに違いない。昼食の間、今後のルートについて話し合うが、荒砥沢の雪の量も十分と見て、そのまま下り、林道経由でスキー場に戻ることにする。また翌日の計画も検討され、荒砥沢と十二沢間の尾根を第一候補とした。(前武尊東尾根)
ここでスクート乗りに遭遇、どこかのパーティの一人なのだが、深雪に対応できるよう自前で製作したスクートだそうだ。T田さんが近くにいたこともあり、興味津々、いろいろ情報を聞いていた。重量は10キロ、背負って登る姿を見送った。
1310分に出発、沢を駆け抜け、林道経由でスキー場に到着。この時分は晴れてはないが、雪は止み、明るくなっていた。

23日 快晴 センターハウスで-3℃。最高気温前橋13℃と暖気が入る予報
リフト終点930分―前武尊1020分―荒砥沢左俣鞍部1030分―1761m地点1055分―前武尊東尾根1680地点1200分―林道合流点1245分―スキー場1330

リフト終点発(930分)連夜の宴会にもかかわらず、昨日と同じペースで前武尊着。暖かさに汗をかく。シールを外し、荒砥沢左俣鞍部へ。E波戸のシールのグルーで滑走面がべたべたとなり、念入りに銀パラを塗る。(液状ワックスは持っていたのだが、Hさんに借りた銀パラが効いた。ありがとうございました。)左俣へ滑り込む。気温が高かったので、前日より雪は重く感じた。10分程で1760m地点に到着。計画通りシールを付け、T田さん先頭でルートを的確に導く。等高線沿いに30分程進み、小沢(シュプール有)を越え、尾根手前で少し下降、目指す前武尊東尾根の1680m付近に出る。下に快適な緩斜面が続いており疎林帯に巨木が混在する。東には日光連山、南は十二沢の向こうにオグナスキー場を見渡せる。
1220分東に広い尾根を気分よくツリーラン。斜度は10度程度なので、止まらないよう地形を読みつつ、滑る。想像通り快適な尾根だ。1550m付近に小ピークが有り、北側から巻いた。途中大木に古い赤ペンキが付けられていたので、武尊のクラッシックルートだったかもしれない。陽春の下、気持ちの良い下りも30分程、林道着。そこからは、H野さんが試した「片足シール走法」が群を抜いて早く、追いつこうとしたメンバーは汗をかく。ただひたすら歩きゲレンデ着。留守本部
A部正巳さんにLA部幹男さんが連絡、無事終了した。

 今回は2日目に新しい下山ルートを体験できました。毎年訪れ、ほぼやり尽くしている山域と思っていましたが、まだまだ静かで快適なルートが存在することがわかり、改めて上州武尊の良さを再認識できました。
 ALTSLT本顧問ほか皆様、ありがとうございました。   E波戸茂 記

気象庁HPより

2月2日9時

九州の南に中心を持つ移動性高気圧が東進。東日本は冬型が残っている。

武尊山稜線は西寄りの風が強く、ガスで視界が悪かった。

藤原アメダス 0.5℃,160cm

2月3日9時

低気圧が朝鮮半島付近を東進、西日本に前線が掛かっている。東日本は、日本の南の高気圧の北に延びる尾根に覆われ、武尊山周辺は晴天だったが、昼過ぎから雲が広がってきた。

藤原アメダス -1.3℃、145cm

2019年

1月

20日

四ッ岳北面(乗鞍高原~平湯温泉)

山域・山名:北アルプス南部 四ッ岳

 (乗鞍高原~位ヶ原~桔梗ヶ原~

 四ツ岳~平湯温泉)
日程:1/12(土)~14(月)
形態:山スキー(縦走)
メンバー:M森(L),A部M(SL),I出,

 I松(記)
行程:
【1/12(土)】ゲレンデトップ1030発~1300切通し位ヶ原分岐~1400位ヶ原山荘上部(標高2,370m付近)※ツェルト設営1500~位ヶ原台地末端往復~1600幕場着
【13(日)】幕場0700発〜0830大黒岳東面(H2,550m付近)〜1100乗鞍スカイラインヘアピンカーブ(H2,600m)〜1220四ッ岳1250〜1450北東側尾根上H2,500m付近〜1520北西側H2,450付近〜1620四ッ岳尾根H2,260m付近着※ビバーク
【14(月)】BP0650発〜0920無名沢左岸(H1,800m付近※SB)〜1100無名沢左岸(H1,660m付近※徒渉)〜1230大滝川右俣左岸(H1,550m付近※徒渉)〜1310同左岸尾根(H1,580m付近)〜1415平湯温泉(R158)着

行動概要:
【1/11(土)】 曇時々晴,夕方小雪 気温-2℃(4時)
切り通し位ヶ原山荘分岐より赤布に導かれて、山荘上部標高2,370m付近にツェルト2張設営。
スキー場最上部リフトの運行待ち等による時間の経過もあり、位ヶ原台地末端まで登り往路を滑走。乾いたパウダーを堪能。
食糧計画はツェルト毎。味の保証のありそうなAチーム(A部さん,I出さん)チームに比べ、Bチーム(M森さん,I松)は不安の残る展開。夕餉のメニューは、夫々マッシュポテト(クラムチャウダー風味),野菜たっぷりビーフン(焼き・蒸しバージョン)、(根菜の疎らな)ポトフ,ホウレン草とベーコンのソテー,菜飯。Bチームは出来栄え点でも、やたらとしょっぱいソテーに、かなり硬めのご飯と低空飛行・・・。

【12(日)】 快晴 気温-15℃(6時30分) 風微弱
朝食は、夫々ラーメン、餅入り雑炊を腹に収め、当初予定の富士見・大黒間コルへの直登ルートから、大黒岳東面の傾斜の緩い標高2,500m付近を桔梗ヶ原にトラバースするサブルートに変更。
早朝の森林限界以上の雪面は堅く、特に大黒岳の北側は風にも磨かれ氷化した部分もあり、通過に時間を要した。桔梗ヶ原からは、眼前に拡がる穂高の鋭峰に暫し釘付け。やがて乗鞍スカイラインに到り、徐々に存在感を増す四ッ岳南側からは、アイゼンを付けてスキーを担ぐ。一転南斜面は雪も緩み、ハイマツ帯などではズボッ・ガボッと足をとられ、なかなかの苦行。漸く辿り付いた四ッ岳山頂では、遮るもののない360度の大展望を満喫する。雪をたっぷりと戴いた中央アルプスの山並みが一際印象的。
いよいよ待望の滑走と思いきや、暖冬・寡雪の影響か、ルートとなる北面を見渡しても、森林限界上部では露岩、下部ではブッシュに覆われていて滑走ルートが思い描けない。北北東に伸びる尾根沿いに下降しながらエントリー地点を探る。適所を見い出せないまま時間もかなり経過し、本日中の下山は微妙な状況となったため、ビバークも視野に入れ、行動を継続。標高2,400m付近で尾根を離れ、ピックを刺しながらのバックステップを交えて、北西側の尾根上にトラバース。
再びスキーが使える状況となり、見通しの利かない樹林の中を、西側に軌道修正しつつ高度を下げる。ルートと思しき四ッ岳ノ尾根上標高2,270m付近でビバークと決する。
昨日同様ツェルトを張り、Aチームは朝の残りのラーメンと非常食のアルファ米、Bチームは高級魚肉ソーセージ入りコンソメスープと残りの行動食等で腹を満たす。

【13日(月)】 快晴 気温-20℃(6時30分) 略無風
大滝川右俣の徒渉ポイントに向けて出発。雪質も良く斜度も適度でツアースキーらしくなってきたと思ったのも束の間で、結構複雑な地形もあり、二度程小沢の横断を強いられる。ブッシュの疎らで滑り易そうなルートに引きずられる形で進路が外れたり、倒木で小沢が堰止められ地図に表記されない池や沢の存在もあり、都度ルート工作や、スキーの脱着、対岸の登り返しなどで、この日もかなりの時間を要した。
それでも昼には、予定していた右俣の徒渉点に到達し、徒渉後、対岸の尾根をシール登高し、略先が見えた。その後、平湯からの登りのトレースとも合流し、大いに安堵した。
トレースに沿って下り、下山予定の平湯R158に一日遅れで到達。一投足のバスターミナルから、丁度来合わせた松本行のバスに駆け乗り、新島々で車を回収し帰京した。

今回は、三年越しのルートを辿ることができ、感慨深いものがありました。

一方で、下山までに三日を要するなど、寡雪の下での稜線越えスキー縦走となったこともあり、下降路確保の難しさを実感した山行となりました。

また、ルートファインディングや、藪スキーへの対応、スピーディーな進行を可能とするルート判断・行動体力といった行動技術に加え、生活技術面でも高所での炊飯等多くの課題を感じた山行ともなりました。

2019年

1月

14日

秋田駒ケ岳

一瞬の晴れ間から見えた男女岳方面

1月2日から5日にかけてO田、T置さんで秋田駒ヶ岳に行ってきました。烏帽子岳(乳頭山)までの縦走目的でしたが、自分の未熟さ故、突っ込む気になれず、目的の縦走こそかないませんでしたが、風雪の中、主なピークも踏め久しぶりの正月山行、東北の山を満喫しました。

山域:秋田駒ケ岳、烏帽子岳(乳頭山)

日程:2019年1月2~1月5日(前夜発)

メンバー:O田、T置

山行形態:山スキー

行動概要

1/1 浜松町バスターミナル22:25発

1/2 田沢湖駅着7:59 アルパこまくさ着9:39 アルパこまくさ発10:00

   バス道12:04 八合目小屋13:57

田沢湖駅より路線バスでアルパこまくさへ移動。広々した貸し切り状態のエントランスホールで準備を整え10:00に出発。旧アッスルスキー場を登り上げ夏のバス道を通り八合目小屋へ。カーブミラーに番号が振られていて小屋までの良い指標になった。所々ショートカットしても良い感じではあったが、場所に不案内なのでミスってロスしたくないので今回は道を忠実に進む。が長い!。アルパこまくさから4時間弱で八合目小屋着。予定では周辺を偵察しようかと思っていたが、視界が非常に悪いので今日はここで行動終了。小屋内にテントを張り、備え付けの毛布を5枚ほどお借りして3人用テントに敷き詰め、平らでフカフカ雪も入り込まない私にとっては人生最高の天場が完成!

 

1/3 八合目小屋発7:15 男女岳山頂8:59 八合目小屋下の10:15 笹森山11:18 湯森山12:02 八合目小屋13:52

相変わらずの天候ながら、行動装備だけ持ちピークハントに行くことにする。まずは男女岳へ。夏道のある尾根から登る。瞬間的に射す陽が支えとなりシールで登るが、時々吹き上げるような突風が強く体ごと持っていかれそうな状態であった。O田はオーバーミトンをしていても指がずっと痛かった!阿弥陀池北東の湿地帯へは少し下り、途中ピットチェックをして男女岳へ南面からシールで登る。8:59山頂。風が強いので少し下がったところでシールを外して滑降。ガスっていて視界がないのでなんだかよくわからないまま高度を落とす。登ってきた尾根は一度登り返さなければならず、また、スキーで下るには全く不快そうだ。雪の状態も良かったので湿地帯東の緩やかな沢を下ることにした。丁度小屋の下赤倉沢に合流したあたりから今度は笹森山に向けシール登行。一瞬ガスが晴れて男女岳が7割くらい見えた。11:18笹森山山頂。今度は東進して湯森山に向かう。念のため、笹森山東側の沢をトラバースするところは一人ずつ通過した。疲れ知らずのT置さんリードでガシガシ登り12:02湯森山着。風が強いので夏道には雪が溜まっておらずそこだけくっきりと認識できる。下りはシールを外し笹森山との鞍部から沢に下る。視界は悪く、南側が雪庇の様になっている感じだった。T置さんがそちら側にいたので大丈夫かな?と声をかけた時に雪面がスローモーションで割れた!一瞬雪崩かと思ったが、下からT置さんが雪庇が崩れました~と言っている。どうやら小さな雪庇を崩してしまったようだ。雪崩を誘発することもなく雪質的には安定しているようだという事も分かった(ありがとうT置さん)。T置さんが下にいるのをいいことに、ここ雪庇かな~とか聞きながらO田は安全なところから沢に降りた(感謝です!)。赤倉沢を滑りきり、火山特有のなんだか理解しがたい沢地形をシールで登り下りしながら、八合目小屋に帰る。

2日目。アウターの色が、かぶっている。ガチャピン2匹

1/4 八合目小屋7:35 アルパこまくさ8:30 乳頭温泉バス停9:45 乳頭山登山口10:20 天場11:30 田代平山荘13:25 乳頭山14:23 天場16:52

この日は笊森山方面に縦走予定であったが、朝小屋の戸を開けると全く視界がなく真っ白け、近場で遊ぶとなると何とかなるかもしれないが、縦走となると怖気づいて突っ込む気にはなれず計画を変更して一旦下に下り孫六温泉から乳頭山に登ることにする。未明に登ってこられたスキーヤー2名が小屋で仮眠をとっているにもかかわらずガサガサと撤収(うるさくてゴメンナサイ)。おかげで高速道路のようになったバス道を順調に下り、アルパこまくさから路線バスで大釜温泉へ。孫六温泉への除雪された道を行き10:20に夏の登山道から登り始める。尾根末端が急傾斜でしんどい。時間も押しているし、あまり上に天場を設けても滑りが楽しめないので、小さなピークを越えた鞍部にテントを張る。軽装になってスピードアップで登る。視界のない中、田代平山荘を探し出し15:00を登りのリミットとして乳頭山に向かう。森林限界を超え茫漠とした斜面を高いところを目指して登り上げ14:23乳頭山山頂着。全く視界がなく、風も非常に強いので写真をお互い取り合いさっさと下山。だが登りはいいが恐怖の下りはここからだった。どうしてもルートを南に外してしまい、その都度修正するものの全く確信が持てなかった。T置さんにGPSで確認してもらうと250mも登ってきたルートを外していた。一瞬、えっ!となる。O田は最初GPSが壊れているんじゃないか?寒くてバッテリーがどうにかなってしまったのでは?と思ったほどだった。しかし何度やっても結果は同じで壊れてしまっているのは私の方であった。シールをつけなおして高度を落とさないようにトラバース。GPSのおかげで上りのトレースに復帰できた。その後も、風を避けてか?どうしても南にルートを外してしまったが無事田代平山荘が見えた時はホッとした。ここから先、天場までは風の影響をあまり受けないので、登りのトレースがあるが念のためヘッデンを付けシールで下る。台地状から登ってきた樹林の尾根まできてシールを外し滑降して天場へ。16:52

明日が最終日、残った燃料をガンガン炊き宴会モード。

 

1/5 天場7:15 田代平下8:00 天場8:30 大釜温泉バス停10:15

この山行でほとんど滑りらしい滑りができていないので、また田代平の台地まで朝の散歩がてら登ってみることにする。昨日降った雪でトレースは消えかけていたが、朝からやたら元気なT置さんがどんどんラッセルして45分ほどで台地末端着。時々薄日が射す気持ちのよう登りだった。下りは重めの新雪でほとんど滑らなかったが、朝一の散歩としては上出来!天場撤収後、下りだが登り返しがあるのでシールをつけて下山。大釜温泉バス停からアルパこまくさへ移動。冬だけなのか?土曜の昼間なのにお客さんはほとんどいないので、当たり前のように入り口横のソファーを占拠(王様イスと名付けた!)し店をひろげて再パッキング。貸し切り温泉と、おいしい稲庭うどんを食べて田沢湖駅行きのバスに乗る。アルパこまくさ最高!

臨時新幹線の立ち席を確保後、残ったウイスキーと行動食をぼりぼり食べて帰路についた。

2018年

12月

17日

谷川岳(天神平)雪訓

日時:12/15() 930分~15(小雪のち曇)

場所:谷川岳天神平

参加者:A()(L)M(SL)H野,T置,I出,I

 

訓練の概要:

①シーズンを迎えるに当たっての、装備と基本技術の確認。

②雪崩発生に伴う埋没を想定した対応訓練

③ゲレンデでの滑走練習

メモ:

直前の寒波の影響(恩恵?)で、天神平での積雪は約1m。

先ずはシールを装着して、北側の田尻尾根への斜面の中段まで登り(ひざ下ラッセル)、雪面観察とピットチェックを行う。

表面から約6070cm下の堅い層の上に、降り続いた新雪が載った状態。

シャベルコンプレッションテストでは、手首・肘を支点にした圧力に対しては、積雪は均等に飛散。肩支点で、上記の層から大きく破断することが確認された 。

講師のH野さんから、より実践的な方法として、ハンドテストについて紹介いただき、先程と同様の破断状況を確認。

 

続いて、メンバーの一人が雪崩に巻き込まれたとの想定の下、初動から、捜索・発見までの一連の動きについてのシミュレーションを行った。

はじめに、講師のA部さんから、雪崩発生直後の対応(大声で仲間に伝達,周囲の安全確認,目視による最終埋没エリアの特定,同時刻の共有)について説明を受け、3人一組で実際に時間を計測しながら模擬訓練を実施した。

一刻も早く埋没地エリアに到達するためには、流された距離や積雪状況等からアプローチ方法の選択や、捜索メンバー間での意思統一なども重要な要素であることが理解できた。

そ の後、会必携セットによる滑落者等の実践的な引き上げ訓練を行った。

要救助者までの距離に応じて連結したメンバーの細引きの一端を、スキー等によるアンカーに固定し、中間の折り返し部分を要救助者簡易ハーネスのカラビナに通して、1/2システムでの引き上げを実施。

連結方法は諸説あるが、今回の2本束ねてのエイトノットは、比較的カラビナ通過もスムーズなことや、要救助者の状況に応じて、ゴボウと肩絡みによる確保も有効であることなども実感できた。

 

最後に何本かゲレンデ滑走を行う。

周辺斜面は雪上訓練を行うグループで大盛況ながら、スキー場は未稼働のリフトや滑走禁止のコースもあって至って静か。

上質パウダーも楽しめた初滑りとなっ た。

 

以上

 

 

2018年

12月

16日

奥多摩むかしみち

日時】2018年11月25日(日)

【場所】奥多摩むかしみち(奥多摩駅→奥多摩湖)、ハイキング

【メンバー】M森、カミさん

  何度も行ったことがある奥多摩だが、紅葉の季節、初めて駅からダム付近までの旧道を歩いた。山村の中、鉄道遺産、楓の大木など、見どころがあった。

2018年

12月

10日

「みちのく潮風トレイル」歩き

【報告】
日時:121日(土)~3日(月)
地域:陸中野田~田野畑
メンバー:FA、FM
内容:2年前にこのトレイルの北の出発地点である蕪島から久慈まで歩いたが、今回はFM2人で陸中野田から田野畑まで歩いてきた。季節的には遅いかと危惧していたのだが、天候に恵まれたのでむしろちょうどよい時期だったと言えそうだ。そして何より「大人の休日倶楽部パス」を活用したので格安の旅となった。

 

 

 

1日朝、東北新幹線で八戸へ。そこからJR八戸線で久慈、さらに三陸鉄道(三鉄)に乗り継いで陸中野田に昼頃到着した。盛岡では雪が降り積もっていたし、八戸線に乗ってからも氷雨や霰が降っていたのでやはり時期的に遅かったのかと心配になった。しかし、だんだんと天気は良くなり、久慈に近づくにつれ天気が良くなってきたので一安心した。

 

薄日の指す野田の町を出てから最初は国道45号を歩き、多少のショートカットをしたこともあり、予想外に順調に進むことができたので予定より先まで行けそうな目途がついた。そこで、満室のはずの国民宿舎「えぼし荘」にダメモトで電話をしてみたところ運よく泊まれることになったので、途中の駅から引き返して素泊まりで泊まることにしていた久慈の三船旅館はキャンセルした。

 

その後は山側の未舗装のなだらかな林道歩きになった。葉の落ちた林の中一面にシイタケ栽培がおこなわれていた。このあたりの特産品なのだろうか。やはり気温は低いので道の日陰では氷が張っているところもあり霰もぱらついてきたが、順調にえぼし荘に到着した。ここには近所の復興住宅と思しき家から温泉に入りに来ている人達がいた。

 

<陸中野田駅発1245~野田玉川駅付近1405/15~えぼし荘着1550

 

 

 

2日はバイキングの朝食を腹いっぱい食べてから良い天気の中を出発。三鉄の絶景ポイントとして有名な安家川橋梁を見上げながら国道を歩いたのちは海岸沿いの里道歩き。沢川河口の細い流れを石伝いに渡った後は笹丈が高くて道迷いをしやすいところだそうだが、枯れているので難なく歩くことができた。また、久しぶりに霜柱を踏んで歩くのは気持ちの良いものだ。

 

白井集落の近くですれ違った車に乗った地元のオジサンとしばらく話しこんだ。彼が言うにはその先のトレイルはかなり荒れているとのことだった。そこで白井漁港まで下った後は里道とよく整備された仕事道に迂回して普代の町に向かうことにした。普代駅の待合室で持参のチョコバーなどの行動食をザックから取り出したところ、出張販売中の駅前の寿司屋が売り込みに来たので行動食は再びしまい込んで美味しい寿司を食した。

 

その後はその巨大さゆえに全ての村人を津波から守ったという普代水門を見てから、海沿いのネダリ浜自然歩道を通るなどして、予め予約しておいた国民宿舎「くろさき荘」に到着。近くには灯台や北緯40度の記念碑などもあった。歩く者もほとんどいない11月と12月前半限定の「潮風トレイル応援パック」なる宿泊プランなので夕食時には生酒のサービスがついた。実際、この3日間、トレイルを歩く者とは一人も会わなかった。

 

<えぼし荘発805~白井海岸1015~普代駅1135/1205~ネダリ浜休憩所

 

1335/40~くろさき荘着1450

 

 

 

3日もバイキング朝食。今日は標高150m前後のところをリアス式海岸の凸凹に合わせるようにあまりアップダウンせずにトラバースする良く整備された道を歩く。昨日に続き晴れてはいるが、当然のことながら気温も低いのでのども乾かずに快適だ。まだ紅葉している部分もあるが、葉が落ちているので海を望め、落ち葉を踏みしめての気持ちの良い歩きだ。トレイルの両側の森林も良く手入れがされていることに感心した。

 

薄暗い沢道を下ったところで観光地として有名な北山崎に着いた。この先は海岸近くまでの階段の昇り降りがあって時間がかかるので県道を経由して割愛した。こちらの道はまさにイーハトーブの景観で癒される。迂回した後、本来のトレイルに戻るとそこは海岸の崖上だ。海側に足を踏み外したら助かるまい。徐々に高度を下げ、海岸に出て手堀りのトンネルを二つ抜けると、かつては栄えていた番屋の建ち並ぶ机浜に出た。津波で流されてしまったが再建し、今はNPO法人によって漁船のクルーズを行うなどしているそうだ。西側に山が迫っているので2時を過ぎると薄暗くなってきてしまう中、目的地の田野畑駅に着いた。

 

そこから三鉄で久慈に戻って旅館に泊まり、3日間、約50㎞の歩き旅を終了とした。

 

<くろさき荘発800~北山崎1135/1200~手掘りトンネル入り口1315/20

 

机浜1410/20~田野畑駅着1540

 

 

 

4日は予想に反して天気は悪くならなかったが、そのまま八戸に出て帰京した。

 

 

 

実は二月ほど前に三鉄震災学習列車という震災の話を三鉄の社員に聞きながら乗車する機会があったのだが、鉄道ではトンネルが多く海を見られるところは限られていた。しかし今回は海を眺めながら、あるいは逆に三鉄を見ながらの歩きになった。

 

山登りの時は「山に登るための道」を歩くが、今回のように「生活(仕事)のための道」を歩くことは違った面白さがあると改めて感じた。帰京した翌々日、Bunkamuraで開催中の絵画展「ロマンティックロシア」を観た際、そこにあった風景画に既視感を覚えた。もちろんロシアの広大な大地とみちのくトレイルでは比べるべくもないが、両者に共通する「道」の持つ魅力について考えさせられた。

 

前述の通り章にとっては2回目、FMにとっては初めてのみちのく潮風トレイル歩きだったが、また別の区間を歩いてみたいと考えている。     

以上

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