2020年

8月

30日

2020/8/29 那須岳周遊

【日程】2020年8月29日(土)

【山域】那須岳(三本槍岳→朝日岳→茶臼岳

【メンバー】M森

【概要】

 5:50 駒止の滝駐車場発 1130m

 8:35 三本槍岳 1917m

 9:20 清水平   1810m

10:00 朝日岳   1896m

10:35 峠の茶屋跡

11:10 茶臼岳   1915m

12:20 ロープウエー駅(下)

13:05 駐車場

 まだ登っていない百名山の中で、家から一番短時間で登れそうな那須岳へ。  駒止の滝の駐車場は広く、立派な観瀑台もあるが、トイレがないのが難点。10分程下った北温泉の手前から登山道になる。中の大倉尾根の登山道は広く刈開きされ、傾斜も緩く、美しい樹林の中の快適な登り。稜線まではだれにも会わなかったが、ガスに覆われた三本槍岳には多くの登山者がいた、赤面山のことを「せきめんやま」と大声で話している方がいたが、この山の読みは「あかづらやま」の様である。

 清水平付近から青空が広がる、朝日岳から先は一変して、風化した火山特有の稜線になる。峰の茶屋跡避難小屋からは更に人が増えるが、マスクをしている人はほとんどいなかった。ロープウエーの山麓駅からは車道になるが、ヘアピンカーブをくし差状に、良く整備された歩道が大丸温泉まで延びている。

 駐車場の車に荷を置いて、北温泉へ、明治、江戸時代の建物もあって、古い程宿泊料金が安いという設定。温泉プールもあって、一度泊ってみたい雰囲気。露天風呂は熱く、疲れが癒された。

 

気象庁HPより

2020/8/29(土)9時

本州は張り出した太平洋高気圧に覆われている。

 猛暑が続き、東京の最高温度は34℃超え

2020年

8月

27日

横尾谷右俣

横尾谷右俣

北アルプス横尾谷右俣(沢登り)

メンバー:塚本L、但田清七、但田敏恵(富山労山)

8/13沢渡ライダーハウス「ともしび」泊

8/14(晴)沢渡「ともしび」5:40ー上高地6:30ー横尾9:30

ー本谷出合11:00ー横尾谷右俣2,310m(テント泊)14:30

8/15(晴)天場6:45ー天狗のコル2,700m8:30//9:00

ー横尾14:00ー徳沢園15:00(テント泊)

8/16(晴)徳沢園6:00ー上高地バスターミナル7:50//8:40ー沢渡9:10

 

数年前に広瀬さんと同じ時期に行ったが水量が多く途中で断念し、偵察のみとなったルートです。

その翌年の5月、平野さん、阿部(幹)さん、広瀬さん、石松さん達とスキーで滑りました。

13日、墓参りの後、車で沢渡へ向かう。

 今宵の宿は、ライダーハウス「ともしび」大部屋素泊まり1,000円、個室素泊まり3,000円と格安宿だ。天然温泉もあり、個室の部屋も3人で8畳間と快適でした。もっとも、清潔とかおしゃれとは無縁の宿で、気さくな老夫婦が仕切っていました。

 14日、上高地から横尾を通り、涸沢ルートの本谷橋の先20分。涸沢出合いからガレ場を下降して横尾谷本流の河原に、沢装備して遡行を開始。

記録を見ると、登山靴でも行けるようなことが書いてあるが、この時期、水量も多くゴーゴーと音を立てて流れていてとても登山靴では無理。

始めは水流を避けゴーロ帯を行く。やがて沢を右岸、左岸と渡渉を繰り返しながら詰めて行くと横尾谷左俣との合流点、二俣に着いた。ここからは傾斜がきつくなり、重荷の身には辛い所だ。大きな滝も高度感も無いが少し緊張するところも幾つかあった。急登の沢を上り切ると一気に視界が広がりカールの底に。そこに単独行の登山者がいてびっくり。沢装備に腰バイル、山慣れした感じだ。話をすると、貧乏沢を下り、二俣から天上沢を登り天狗のコルから下りて来たと言う。なるだけ人の居ないところを繋いで歩いているという。変人さんだ。

変人さんと別れて20分ほど行くと水流が伏流水となり細くなってきた。GPS で確認すると2,310m。ここを今日の貸し切り天場とする。

辺りを見渡すと天場の跡が幾つか、流木を拾い集め山を眺めながらゆうげのひとときを楽しんだ。

天場からのロケーションは最高。後から調べると黄金平と言うらしい。

下界は猛暑が続いているが、ここは別世界。フリースを着込み焚火にあたる。

15日、朝焼けに赤く染まる南岳を見ながら朝食。今日は風が強うそうだ、雲の動きが早い。

あとで、下山中に会った槍ヶ岳からの登山者の話では上は強風で視界も無く登頂を諦めたそうだ。

 天場の先のモレーン帯にダケカンバ?の密生林が壁のように立ち塞がっている。

下から見て、左端が抜けられそうに見える。行ってみると踏み跡が繋がっていた。そこを抜けると横尾右俣のカールの全容が広がった。

微かな踏み跡は、あったり消えてたりと当てにならない。今日の核心、天狗のコルへの高度差200m35度を超える斜面の急登に掛かるが、草付きとザレ場の連続で気の抜けない登りとなった。稜線へは天狗のコルの登山道より大岩を1つ超えた横尾尾根側のコルに出た。

この登りで体力を使い果たし、炎天下の中、徳沢までの下りが長かった。

徳沢園ではテント泊者用の夕食を頼み、ベランダで生ビールにワインと祝杯を上げた。

横尾谷右俣は、ロケーション最高。沢もそれなりに楽しめ、積雪期、無雪期とも好ルートでした。

 

2020年

8月

23日

2020/8/22 女峰山

【日程】2020/8/22(土)

【山域】日光、女峰山

【メンバー】M森

【概要】

 4:25 市営駐車場発 600m

 4:54 行者堂 740m

 5:55 稚児ケ墓

 7:39 八風 1850m

 9:16 唐沢小屋 2240m

 9:54 女峰山2483m 10:21 発

11:55 八風

13:23 行者堂

13:49 駐車場

 日光東照宮から女峰山は標高差1900m近い長い登り。午後は天候不安定との予報だったので、早朝出発した。

 下部の植林帯には食害防止用のネットが目立つ。その上の笹原は登山道を隠しているような個所もあり、前日の雨の為か、濡れていて、靴の中はビショビショ。途中で靴下を脱いで絞ったが、その際、足首に出血跡があった。おかしいなと思ったが、そのまま登り続けた。しばらくして腰の違和感で、シャツをめくってびっくり。まさに、ヒルがズボンの縁から、下着をつけていないわき腹に食いつこうとしていた。ストックの柄で払い落としたが、容易に離れなかった。

 ズボンとシャツの間に隙間があるとあぶなそうなので、シャツの裾をズボンの中に入れて登った。一匹くっついただけなので、たくさんいる訳ではないだろうが。

 登山道は下部は傾斜の緩い個所が、上部はトラバースが多い、標高差もあるが、距離も長い。

 山頂はガスの中で周囲の展望は利かなかったが、上空には青空が見えた。数人の登山者がいて、コンロを付けてくつろいでいる方も。トレランの方に聞くと、霧降高原からの往復とのこと。下山中には二人、登りの登山者とすれ違う。

 帰路の笹原は、ヒルに取りつかれない様に、小走りで下る。日光の街中まで下ると雨がパラついてきた。

  帰途、東武日光線沿いの温泉保養センター日光温泉へ、ここは410¥、空いていていいお湯でした。

 

 

気象庁HPより

2020/8/22 9時

日本海と、日本の東に高気圧があり、日本付近は弱い気圧の谷となっている。関東は猛暑がやや和らいだ感じ。

2020年

8月

18日

2020/8/1~8/3 空木岳(避難小屋ベース)

【日程】2020/8/1(土)~8/3(月)

【山域】池山尾根から空木岳⇔南駒ケ岳

【メンバー】M森、会員外1

【概要】

 当初、光岳を小屋(営業していないが宿泊棟開放)泊りで計画していたが、芝沢ゲート先の林道が梅雨の大雨で崩落し、歩行者も通行禁止となってしまったため、避難小屋2泊で空木岳に変更した長引いていた梅雨も入山時にはようやく明けていた。

8/1(土)晴れ後曇り、夜間は晴れ

7:10 登山口発   920m

9:25 池山の水場 1750m

10:10 尻無 1930m

11:30 迷い尾根 2230m

12:00 ヨナ沢の頭 2330m

13:00 空木平分岐 2540m

13:25 空木平避難小屋 2520m

 登山口の駐車場には30台ほどの車が停まっていた。予想外に多い。ここからの登山者は空木岳を目指す人が大半と思われ、避難小屋が混雑するのでは?と少々不安になる。池山尾根は、小地獄、大地獄付近を除けば全体的にゆるかやか歩きやすい道。登山道から外れることなく利用できる水量豊富な池山の水場もありがたい。各所の道標は新しく、標高も入っていて分かりやすい。

 空木平避難小屋に着くとまだ誰もいない。宿泊者は他に関西からの4名パーティーだけ、起きている間は出入り口や窓を開け、皆マスクをしていた。

 小屋前には水量豊富な沢があるが、ネット上では要煮沸としている記事もあり、念のため、飲料用は煮沸した。小屋は2003年に新築されたとのことであり、窓が多く、明るく、風通しが良い。トイレもし尿をステンレスのタンクで受け、ヘリコプターで下ろす方式できれいだった。

8/2(日) 晴れ後曇り

 2:50 小屋発

 3:50 駒峰ヒュッテ

 4:10 空木岳 2864m

 4:50 日の出

 7:00 南駒ケ岳 2841m

 8:40 すり鉢窪避難小屋 2550m

11:00 空木岳

12:50 空木平避難小屋

 山頂で日の出を迎えるため、3時前に出る。山頂は気温10度、日の出が近づくとガスが晴れ、雲海の上に南アルプスの稜線が広がった。

 往復する南駒ケ岳はコースタイムで2時間だが、随分遠く感じる。実際には起伏は少なく、快適な稜線歩きだった。南駒ケ岳の山頂では岩のくぼみに溜まった水で、岩ひばりが水浴びをしていた。

 帰路はまだ足を踏み入れたことのないすり鉢窪に寄る。斜面は高山植物が豊富、

避難小屋まで下りるとカールの底の様で、のんびり過ごしたい雰囲気。小屋やトイレも空木平避難小屋同様、快適そうだった。しかし水場が無い?のが難点か。

 空木平小屋はインターネットは圏外だったが、電話やメールは繋がった。

8/3(月)晴れ 

 5:00 空木平避難小屋発

 9:05 こもりが沢の岩窟

10:10 登山口

 小屋内とトイレを念入りに清掃して後にする。(水が豊富なので、掃除用の水が入ったペットボトルが何本も置いてあった。)池山の水をお土産に汲み、光前寺の

開祖が修行したという洞窟に寄る。

 コロナ禍の時期だったが、入山者は少なく、以前とほぼ変わらない静かな山行が楽しめた。

気象庁HPより

2020/8/1 9時

 気象庁は関東甲信越の梅雨明けを発表、平年より11日遅れ。

 日本付近は太平洋高気圧に覆われているが、関東の東に弱い低気圧がある。この配置は3日間、ほぼ変わらなかった。

高知大学HPより

2020/8/1 9時

2020年

8月

16日

2020/8/15 毛無山(朝霧高原より)

日程】2020/8/15(土)

【山域】毛無山→雨ケ岳(朝霧高原より周遊)

【メンバー】M森

【概要】

5:40 道の駅発 910m

6:40 登山口

9:00 北アルプス展望台

9:10 毛無山 1945m

10:40 タカデッキ 1921m

11:10 雨ケ岳 1771m

13:10 道の駅

 毛無山は富士山と南アルプスの間にあり、展望に優れるとのこと。先週登った笹山も見えればと思い出掛けた。

 道の駅朝霧高原の駐車場は、車中泊の方か、早朝から7割ほど埋まっていた。登山口手前のオートキャンプ場もたくさんのテントが張られていた。

 登山道は全体に急登で1合ごとに標識がある。毛無山という名前だが、山頂は立木が多く、富士山方向以外は展望がきかない。しかし、稜線からは所々で、富士山だけでなく、南アルプス方面の展望が広がる。特にタカデッキ手前は、甲斐駒ケ岳から聖岳、更に南方まで、一望できる。特徴のない山容だが、笹山らしき山も見えた。

 標高差1000m程度と手軽で、縦走コースから展望の楽しめる山だった。

2020年

8月

16日

銚子、屏風ヶ浦(自転車)

【日程】2020/8/13(木)

【場所】銚子、屏風ヶ浦

【メンバー】M森、会員外1

【行動概要】

7:00 道の駅蓮沼発

10:20 屏風ヶ浦

12:45 道の駅戻り

 走行距離 75km

 九十九里海岸の北端から銚子にかけては、高さ数十m、幅数kmに渡って断崖となっていて、屏風ヶ浦と呼ばれている。車で行くと駐車できる場所が限られるので、道の駅から自転車で往復した。

 今夏、九十九里の海水浴場は公式にはオープンしていないが、波が良さそうなポイントには多くのサーファーを見かけた。

 屏風ヶ浦の上にはドーバーライン(車道)が通っているが、駐車場は無く、車窓からは詳細は分からない。海岸まで降りてみると、屏風ヶ浦の両端は霞の中まで延び、荒い波が打ち寄せ、上部とは別世界、といった感じ。太平洋の荒波で削られて生じた地形だが、現在は崖の手前に、延々とテトラポットの護岸が伸びている。

 屏風ヶ浦の上は肥沃な畑で、冬から春先は広大なキャベツ畑になる。今回はヒマワリ畑になっていた。マリーゴールドを育てている場合もあり、連作障害防止用のようだ。

 

2020年

8月

10日

笹山 2733m

【日程】    2020/8/8(土)

【山域】    南アルプス 笹山

【メンバー】M森

【行動概要】

   6:30 奈良田温泉、吊り橋発 標高820m

   7:00 送水管上 1000m

   8:05 水場入口 1603m

  10:56 笹山南峰 2718m

  11:05 笹山北峰 2733m

  11:37  〃 発

  14:41 吊り橋

 笹山は山梨百名山になっているが、国土地理院の1/2.5万地図に登山道は記載されていない。昭文社の山と高原地図によれば近年は登山者が増えているとのこと。

 登山口となるつり橋前の道路脇にも駐車スペースがあるが、落石の危険があるとの看板。少し先のバス停脇に広く安全なスペースがあるので、そちらに車を停める。10台以上駐車していた。

 長さ150mほどのつり橋を渡り、発電用の送水管沿いに登る部分が斜度がきつく、

気温も高いので汗だくになる。標高1000mの送水管上の登山道には標識を除くと、

丸太のステップなどの人工物が無い。下生えの少ない、見通しの良い樹林帯の

中、落ち葉のクッションが効いた、歩きやすい道が続く。

 踏み跡があまりはっきりしない個所もあるが、踏み跡が不鮮明なことは、必ずしも、道が悪いことを意味しない。笹山の登山道は表土が流出して、凹んでいるような個所がなく、原初の登山道といった趣かもしれない。林相も、下部のアセビ、中間部のブナなど、変化があって楽しめる。

 笹山北峰からは、東側はガスに覆われていたものの、西側は塩見岳、荒川三山などを望むことができた。

 山中ではトレランで下ってくる人、泊り装備と思われるザックを背負った人など、20人ほどの人とすれ違った。

 町営の奈良田温泉はお客さんは少なく、お風呂は貸し切りに近い状態。

 

気象庁HPより

8月8日 9時

1日に梅雨明けが発表された関東甲信地方。太平洋高気圧の張り出しがやや弱く、東北地方南部を前線が横断。

笹山周辺は雲が多かったが、稜線の西側は見晴らしがきいた。

甲府の最高気温は33.9℃

2020年

6月

22日

針ノ木岳 板収め 2020/6/20

 

【日程】2020年6月20日(土)

【山域】北アルプス 針ノ木岳

【メンバー】M森、A部、H間 

【行動概要】

7時    扇沢発    1400m

9時    標高     1750m付近 雪渓上に降り、シール登行開始

12時半  マヤクボのコル 2670m

1315分 針ノ木岳    2821m

1410分 マヤクボのコル発

1445分 標高 1750m地点

1650分 扇沢

  10日ほど前に梅雨入りが発表されたが、前日の雨も夜には止み、扇沢では夜中に天の川が良く見えていた。

 朝から青空が広がる。タニウツギやキヌガサソウが咲く夏道を板を背負って登るが、板が木の枝に頻繁に引っ掛かって難儀した。約2時間で雪渓の上へ降りる。ここからシールで登る。マヤクボ沢出合い付近はガスに覆われていた。ここからアイゼンを履き、板を担ぎ、マヤクボ沢を登る。

 沢筋は雪が消えている個所があったが、右端に沿って登ると、稜線(マヤクボのコル)まで雪は続いていた。稜線手前で残雪は50cmほど。コルに板を置き、山頂を往復する。峠から山頂への夏道は雪の斜面のトラバースになっていたが、コルからの夏道に雪は無く、ガレた歩きにく道。 山麓はは雲海の下。山頂からは白馬岳から槍、穂高まで望むことができた。

 コルからの斜面、ザラメ雪だが所々に硬いところがある。針ノ木雪渓は下るほど石や木の枝が増え、板を傷つけないように気を使う滑りだったが、皆ほぼ転ぶことなく、無事滑降終了。

 計画では、翌日は白馬大雪渓を予定していたが、露天風呂に入りながら相談。満足度、疲労度ともまずまず。もう少し滑りたい・・くらいで止めておくのが安全でもあろうし、ということで白馬岳は中止し、針ノ木雪渓が今シーズンの板収めとなった。

気象庁HPより

2020/6/20 12時

前線は日本の南に離れ、日本海の高気圧が東進。安曇野側は雲が多かった。

高知大学HPより

2020/6/20 12時

可視画像

・日本海の高気圧一帯と、北アルプス北部に雲が多いが、下の赤外画像では

灰色に写り、雲頂の高度は低いと思われる。

高知大学HPより

2020/6/20 12時

こちらは赤外画像。白い雲ほど雲頂の高度が高い

2020年

6月

04日

守門岳 大岳 2020/3/21

【日程】  2020/3/21(日)

【山域】  守門岳 大岳 1432m

【メンバー】M森、I松、H間、A部

【行動概要】

 6:20 西川標高400m地点発 ⇒ 7:05シール登高開始 標高500m付近  

 ⇒9:12  保久礼小屋 770m⇒10:50 大岳 11:20⇒13:10 中ノ高地沢橋 

 550m⇒13:50 登山口

 先週まで、二週続けて登った浅草岳、北岳は例年より少ないとは言え、登山口からスキーで登ることが出来た。北方に見えた守門岳も雪の量はスキーを楽しむには十分そうに見え、今回訪れた。

 登山口の標高が低いためか、さすがに道路の雪は切れ切れで、板を背負って標高500m付近(大平の上)まで歩く。そこで板を履いたが、長峰手前で林道に出るまでは沢沿いで、割れている個所が多く、細かなルート取りで抜けるが、滑りは無理そうな感じだった。長峰から先は、山頂まで緩やかな登りが続く。

 山頂に着く頃より雲が広がりだし、レンズ雲のようなちょっと不気味な形も見られた。出来れば守門岳往復をと考えていたが、風上に顔を向けられないほどの強風となり、山頂までは意外と起伏があるようなので、今回は大岳から引き返すことにした。小屋付近は快適な林間滑降を期待したのだが、気温が高めのためか雪は重くなってしまっていた。

 長峰から下は、遠回りになるが、スキーで確実に下れそうな中ノ高地沢側の林道に入る。登山口付近まで雪は続いていたが、斜度は緩く、歩く部分が大半だった。

 寡雪のシーズンとは言え、標高は低くても上越国境の山より積雪は多い様だった。

気象庁HPより

前日は強い冬型。21日も東日本は等圧線の間隔が狭い。

守門岳は晴れていたが、昼前から雲が増え上空の強風の為か、レンズ状など、変化に富む雲が見られた。

  3/21 11時、

  可視画像

2020年

6月

03日

浅草岳 北岳 2020/3/15

【日程】2020/3/15(日)

【山域】浅草岳 北岳

【メンバー】M森、H間、A部、S藤

【行動概要】

7:00 登山口発500m → 11:40 北岳、1472m 12:00発 → 14:35登山口

 先週登った五味沢ルートから見た北岳は、北側に素晴らしい斜面が伸びていた。

今回、そちらを目指した。

 登山口の標高は五味沢ルートと同じなのだが、尾根沿いの為か帰路が心配になるほど雪が少ない。そうは言っても最初からシールで登ることができた。標高900mの手前付近からブッシュの少ないすっきりした斜面になる。霧氷に覆われた木々の中、守門岳を背に、緩やかな登りが続く。

 山頂付近では一時、雲の量が増えた様に見えたが、浅草岳や鬼ケ面山に連なる険しい稜線の眺めが楽しめた。

 山頂北面はやや硬めの雪だったが、傾斜は緩く快適に滑ることが出来た。尾根は浅草岳から見た時に期待したほど広くはなかったが、雪質は良く、まばらな木立の中をゆったりターン出来た。

 標高900m付近からはブッシュの多い往路を避け、ムジナ沢側にルートを取り、標高600m下の林道を目指すように下る。H間さんの的確なルート取りで、ブッシュに悩まされたり、板を脱ぐこともなく登山口に戻ることが出来た。

 雪が多ければ北岳からムジナ沢へ滑り込むのも楽しそうだ。

気象庁HPより

本州中部は気圧の尾根に覆われ晴れているが、日本海を低気圧が東進し夕方頃から下り坂。

 浅草岳周辺はやや雲が多かったが、日中は晴れ間が広がっていた。

 

3/15 12時

可視画像

2020年

4月

05日

昼闇山(砂場から鉢山のコルまで)

 

【日時】2019/4/4()

【山域】砂場集落より鉢山のコル往復

【メンバー】M(L)I松、H間、A

【行程】

  7:30 砂場集落上、除雪終了点発 標高(以下同)490m

  9:50 前烏帽子岳のコル 980m

 14:00 鉢山、昼闇山のコル 1450m

 15:50 吉尾平、林道沢横断部 820m

 17:40 前烏帽子岳のコル

 19:50 除雪終了点

 報告】

 当初、一泊で昼闇谷を計画したが、天気予報から日帰りに変更、時間不足で鉢山のコルから引き返した。

 砂場集落上から舗装されているが狭い林道に入ると、間もなく烏帽子岳、阿弥陀岳の威容が近づく。標高500m手前に数台駐車出来るスペースがあり、直ぐ上に明治時代に築かれたという山腹水路の説明板が立っている。

 標高550m付近からシールで登る。途中から林道を離れ、仏岩(高さ30m程の、こけしの様な岩塔)の東側を通り、前烏帽子岳西面のやや急な斜面をトラバースしてコルへ上がる。

 この一帯、細かな沢が多く、地図上ではまっすぐ行けそうでも、実際は雪面との段差で深い溝となっていて横断できない個所が多い。雪がもっと多ければ、あまり目立たないのかもしれない。しかし、寡雪のこのシーズンでも4月上旬に標高500m付近からシールで登ることが出来るのだから、やはり豪雪地帯である。

 コルからは立木が少々邪魔ではあるが火打山、焼山、昼闇山、鉢山が一望出来る。初めて見た吉尾平は、「平」というより、立ち木が多く、細かな沢が入り込んだ緩斜面といった印象だた。

 ここから、鉢山のコルへは西尾野川源頭部の広大なカール状地形ともいえる吉尾平を横断する様な形なので、コース取りが所要時間に大きく影響しそうだ。今回は、コルから標高をなるべく落とさないようにと、烏帽子岳、阿彌陀山側の斜面をトラバースしたが、前述の様に深い溝状の沢や、上部急傾斜部からのデブリもあり、予想より時間を要した。コルからまっすぐ下りて、標高800m付近の林道部で沢を渡渉する(今回の帰路)方がトラバース少なく効率良いかもしれない。ただ、往路では靴を濡らしたく無ないので、別の靴などが必要になる。(今回はマリンシューズなどを用意したが、使わなかった)

 14時に鉢山と昼闇山間のコル着。昼闇山を越えてきたパーティーとすれ違う。帰路は上記800m付近まで滑る、日中の気温が高く、重めだったがまずまずの雪質。

 林道の沢横断部には橋は無く、河床のコンクリート?の上を渡る?様な構造に見える。積雪は3m近くあり、スコップで下降路を構築して川面へ下りる。コンクリート河床部は、水深10cm程度で、兼用靴のまま渡ったが、インナーは濡れてしまった。対岸はキックステップで上がることが出来た。前烏帽子岳のコルまでは200m弱の登りで楽勝と思ったのだが、ここでも細かな沢が食い込んでいて、コルへまっすぐ上がれない。西側から回り込んでコルに上がる様なルートを取った。

 コルに上がると、突然濃いガスに覆われる。うす暗くなってきて、林道に出るまでの下りはGPSの威力を実感する場となった。往路のトレースを探すにはヘッドライトに十分な照度も必要であった。メンバーは皆落ち着いており、雨も降る中、ほぼ往路どおりに下ることが出来た。

 

気象庁HPより

4/4 9時

本州は温暖前線と寒冷前線に挟まれた領域の南側。昼闇山一帯は朝は雲が多かったが、日中は青空が広がった。

4/4 18時

寒冷前線が通過、17時頃から稜線にガスが掛かり始め、18時前から雨が降り出した。しかし風は弱いままだった。糸魚川アメダスの気温は17時15℃、18時9.8℃と急下降した。

4/4 10時

可視画像

日本海北部を東進する低気圧の寒冷前線に伴う雲が鮮明。

この雲は夕方には昼闇山付近の上空に達した。

2020年

3月

13日

浅草岳

【日程】2020年3月7日(日)                    【山域】浅草岳【メンバー】M森、I松、A部、H間 I附、E.S Ⅰ出【行動概要】7:50五味沢大自然館500m 11:30カヘヨボッチ 1484.7m 12:20 浅草岳山頂 1585.4m 14:15ヤスノ沢上部滑降       17:00大自然館へ戻る。

60年に一度という暖冬である。浅草岳までの道すがら、田んぼに積雪はなくのり面には土が見えていた。朝から日差しまぶしく、今日は良い天気になるだろう。パウダー雪を期待して、五味沢大自然館から登り始めた。樹林帯を抜けて尾根に出ると風が強くなったが、真っ青な空。背後には守門岳が見えている。今日は標高差1000mを登る予定である。浅草岳の手前の前岳がみえる。まだまだ遠いねえ、などと言いながら一歩一歩進む。
 カヘイヨボッチのピークを過ぎて、やっとこさ前岳山頂。ここから浅草岳はまだ先である。踏みしめる雪は硬すぎず、滑りの雪もなかなか良いのではないかと思われた。山頂では360度の眺望。記念撮影をしてまたシールを付けて前岳に戻る。
 さて、どこを滑ろうかという段になって、まず前岳の西斜面をトラバース気味に

標高差200mほど滑り、尾根に登り返すことになった。今回のメンバーは、山スキーヤー、テレマーカー、スノーボーダーという取り合わせで、滑り出すとそれぞれのラインの取り方が違っておもしろい。雪は重たいがひっかかるほどではなく、楽しい。

 尾根に戻ると、前岳ですれ違った先行パーティがカヘイヨボッチの向こう側ヤスノ沢上部からドロップインしている跡があった。地形図ではその先には林道があり、林道からトラバースで往路の尾根に戻ることができる。ボードのI附さんが先頭を切った。狭い沢なので、ハーフパイプのようだ。例年の積雪では雪崩がこわい地形だが、

少雪が幸いして柔らかい雪を楽しめた。しかし油断しているとカリカリ斜面に切り替わって大転倒・・・。

 シールを付けてだらだら登りのトラバースを経て、自分たちの登りのトレースのついた尾根に戻った。ここから先は木々の間をぬいながら下るのみ。高度が下がると雪が重くなってきて、連続ターンは難しい。春に近づき日が長くなっているけれど

17:00頃にやっと駐車した車まで戻った。

 晴天のもと、気さくな仲間との楽しいツアーだった。山スキーのクラシックルートの浅草岳。また訪れてみたい。

 

 

2020年

2月

29日

平標山、センの沢

【山域】平標山

【期日】2010年2月15日(土)

【メンバー】M森、I松、Enri-、K子、M本

【行程】8:20 平標登山口,990m ⇒12:00 平標山山頂 1984m ⇒16:20 二居 

       810m

  平標山のヤカイ沢は何度か滑ったが、上部は風当たりの強い急斜面で雪質が良くない時も少なくなかった。登山口から往復というのもやや単調である。今回は、北西面のセンの沢を滑った。二居のスキー場駐車場に車を置き、バスで平標山登山口へ。

 別荘地の終わりからヤカイ沢出合いまでの車道は、谷側の路面が露出していた。3月下旬に来たこともあるが、こんなに雪が少ないのは見たことがない。ヤカイ沢に向かって右側の樹林の多い斜面を登る。上部はモナカ雪だった。

 山頂は多くのスキーヤー、ボーダーがいたが、ヤカイ沢を滑る人が多い様だった。

センの沢に入るには、松手山方面へ稜線沿いに進む必要がある、今回はアイゼン、ピッケルも持ってきたので、練習がてら、板を背負って1950m付近まで下る。

 ヤカイ沢源頭部は適度な斜度、ヤカイ沢側の上部がモナカ雪だったのに比べて、雪質も良く快適に滑れた。しかし、松手山東側の沢芯に入ると、日当たりの良い個所は雪が重く、ブッシュも目立ち、コース取り、滑りに一苦労。傾斜の緩い下部は沢の流れが出てきたが、日陰の為か、雪は滑り易く、渡渉で問題になる個所は無かった。二カ所ほど、立ち木が邪魔して、沢に落ちかねないような、ややきわどい個所があった。最後は林道に出て、楽々下り・・と思ったが、一部登り返しがあり、スプリットボードのEnri-さんは、最後はスキーモード(つまり、登りの状態にして)で下っていた。

 センの沢は雪が例年並みにあれば、大変快適なコースになるのではと思われた。東谷山から貝掛温泉入口へのコースと似ているが、こちらの方が標高差が大きい。

気象庁HPより

2020/2/15(土)9時

日本の南に前線が停滞しているが、本州付近には大陸からの高気圧が張り出している。

高知大学HPより

2020/2/15 9時 可視画像

北日本の日本海側は脊梁山脈に沿った波状雲が見られる。

平標山付近は上層に薄雲が見られたが、青空が広がっていた。

高知大学HPより

2020/2/15 10時 赤外画像

白く見えるのは上層の雲

2020年

2月

27日

巻機山

2月23日、24日でK本さんと巻機山に行ってきました。
簡単な報告です。
23日朝、ほとんど雨!といっても差し支えないような、
みぞれの降る越後湯沢で待ち合わせK本さんの車で
途中のセブンイレブンで大量の飲むアルコールを購入
し清水集落へ向かう。
清水ではさすがに雨ではなかったが湿った雪が降って
いて上は大荒れの様子。
集落手前の西谷後(バス停?)駐車スペースに車を置
いて少しだけ歩いて米子沢橋を渡った駐車場にテント
設営後、登る気力は全く失せ、11時から酒盛りを開始!
21時まで2人での宴会を延々と続けた。
24日 曇りのち晴れ
天場7:00~10:40ニセ巻機11:00~11:45天場12:40
~12:50西谷後駐車スペース
5:30起床。私は当たり前に二日酔いだった。7:00天場
発。井戸の壁は雪が少ないため猛烈な藪だったが、シール
のまま木を掴んでのモンキースタイルで何とか突破。
高度を上げると天候も回復してきて谷川方面の展望も
好かった。しかし体調は昨日の深酒が祟って絶不調。
朝食もほとんど食べず、シャリバテ気味でペースが上がら
なかった。
ニセ巻機直下はアイスバーンだったので念のためアイゼン
をつけて登り上げた。先行していたK本さんを強風下で
待たせてしまい申し訳なかった。私の体調を気にしてくれ
たのか?K本さんも山頂にはこだわらないとのことで、ここ
から滑ることにした。
ニセ巻機直下を慎重に下ると1700m位からは薄い、やや
重めのパウダーでとても滑りやすい雪質だった。しかし
井戸の壁は重い湿雪で藪も濃く横滑りで高度を落とすしか
なかった。左膝に古傷があるのでそちらの板だけ解放値を
低めに設定してあり2度ほどビンディングが外れてしまった。
天場に戻り春のような陽気の中まったりと干し物をした後、
車の停めてある西谷後へ下山した。
K本さま
お互い?暗黙裡に目的であった。「山で酒を呑む!」という
崇高な行為を共有してくれてありがとうございました。
話も尽きず楽しい2日間でした。しかし10時間も飲み続けるとは…
帰りの運転もお疲れさまでした。

2020年

2月

23日

会津・倉淵山

【山域】会津・倉淵山 1244m

【期日】2020年2月22日(土)

【メンバー】I松(L)、M森

【行程】8:00 小立岩集落 670m 発 → 9:45 900m 気温0℃、シール登高開始 → 11:27     倉淵山 1244m着、12:45発 → 15:10 車道

 当初、小立岩集落→倉淵山→窓明山→坪入山→小沢山→小立岩を2泊で一周する計画であったが、23日冬型強まり、天候が荒れるとの予報で、倉淵山までの往復とした。

 小立岩集落奥の空きスペースに駐車させていただく。積雪は30cm以下程度、地面が露出している個所も多い。板を背負い、鳥居をくぐって登りはじめるが、登山道はなく、取りつきは急斜面で岩が露出している個所もある。板を履けるようになるのは、1時間45分、230m程登った標高900m付近からだった。地区の境界標石が所々にあり、これの設置や点検?で地元の方が入ることがあるのか、「境界石は大切に」という標識や、ブナの幹にH11年等のナタメを見かけた。

 標高900mから先は、シールで登るには十分な雪があり、さほどブッシュも気にならなかった。倉淵山の山頂からは木々のあいだに、真っ白な三岩山、窓明山、坪入山方面の魅力的な斜面が望まれた。時間的にはまだ余裕があったが、明日は大荒れの予想で、今日も午後は雨から雪になる予想なので、残念ながら引き返すことにする。

 その前に、先日の例会で話題になった「シールの予備」として、I松さんが持ってきたバンド式のシールが使えるものか?取り付けて様子を見る。最近の板は幅が広いこと、トップの丸みが大きいことなど、付ける上で工夫が必要。直登であればシールの利きは良さそう。しかし、横ずれに弱く、容易に板とシールの間に雪が入ってしまう。テープやバンドで補強すれば何とかなるかもしれない。

 下りは、登路と沢をはさんだ西側の尾根を滑る。意外と悪くなかったが、やはり雪が多ければもっと楽しめそう。標高900m付近で、雪がなくなり、まばらな木立の急斜面になる、落ち葉で滑り易く、板を背負て、兼用靴で下るの怖かった。木の枝をつかみながら、後ろ向きに慎重に下りた。

 

三岩岳登山口(二重滝下流)標高780m付近の積雪量比較

国土地理院

小立岩集落(右側)から倉淵山(左側)への登路(上)、下降路(下)

今回の教訓

・下部は雪が少なく、スキーになりそうになくても、しばらく我慢して登れば雪は出てきて、十分スキーが楽しめる斜面が広がっていた。麓の状態だけで、「雪が少ないから中止」としないほうが良い。

・このような場合、板を背負って登下降する箇所の安全性がポイントになる。登山道がない場合は、往復同じルートにする、沢ではなく、尾根沿いにするなどが必要な場合もある。

2020/2/22 9時 気象庁HP

日本海北部を前線を伴う低気圧が東進。桧枝岐周辺は昼まで青空が見えていたが、15時頃から小雨、夜半に雪となった。

2020/2/22 9時 高知大学HP

可視画像

日本海の前線付近と、日本の東の高気圧の縁に雲が目立つが、東北地方の雲は薄い。

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