2024年

4月

04日

2024/03/30 那須連峰 赤面山,清水平

山域:那須連峰 赤面山,清水平

期日:330(※曇(ガス)のち晴

メンバー:I松(L,),M

行程:旧白河高原スキー場0650発~

 0800赤面山登山口~0850赤面山~

 1010前岳~1120清水平外縁ピーク

 (標高:1,880m)1250赤面山南

 (標高:1,640m)1310(標高:

 1,560m)1430赤面山登山口~

 旧白河高原スキー場1550

『今シーズンも暖冬基調にはあるものの、三月に入ってからの寒の戻りもあって、このところの融雪の進み具合は、異常な昇温に見舞われた二月に比べると若干緩やかかもとの観測の下、旧白河高原スキー場からの往復に出掛けてみました。

スタート地点では晴天でしたが、赤面山付近からは次第にガスが濃くなり、主脈稜線上の清水平ではかなり風も強まり、三本槍までは届きませんでした。復路では、登り以上に藪の歓待を受けましたが、現実逃避気味に滑り込んだ赤面山南斜面では暫し快適な滑走を楽しむことができました。

以下に、当日の概要をご報告します。』

登山口へのアプローチとなる那須甲子道路に雪はなく、漸く栃木・福島県境付近から陽の当たらない路肩に残雪が現れ始めた頃、旧白河高原スキー場跡に到着。駐車場跡地には雪がなくスキーを担ぐが、旧ゲレンデ下部からはシールで登高できた。閉鎖後20年程が経過している模様で、かつてのゲレンデも藪に戻りつつある様子。地形図に掲載されている作業道敷は藪も薄く、上部まで続いており、有難く利用させていただく。2本目のリフト降り場の先に“赤面山登山口”の標識があり、ここからは地形図にも登山道が表示されていたが、積雪のため道型が不明瞭で見失いがちとなり、かなりの藪漕ぎを強いられる。

赤面山に達する頃より、ガスが濃くなり視界が遮られる。稜線上は風の通り道のためか、雪付きが悪く一部シートラで夏道を辿る。スキーの脱着や、藪の回避などで結構時間を要す。前岳を通過後は、山腹を巻き気味に南に折れる夏道と分かれ、尾根を真西に直登する。強風で段差の付いた斜面を登り、清水平の北縁に到る。ガスの切れ間には、三本槍岳も望まれたが、主脈稜線上は一段と風もまったため、シールを外して下山する。

藪の薄い箇所を繋ぎながら、前岳を越え赤面山との鞍部に滑り込む。シールを付けて、赤面山の南側の藪斜面をトラバース気味に東進すると、略真南に無木立の斜面が続いており、やや藪疲れしていたこともあって、一本滑ることとする。雪質も適度なザラメ状で、至極快適な滑走が楽しめた。

再び藪斜面を巻き気味に登高するが、寡雪のため沢状の地形が埋まり切れず、なかなかの苦行となる。稜線に登り返してからも藪スキーとなるが、途中から切り開かれた夏道を忠実に辿ったスノーシューの跡をトレースさせていただき、旧ゲレンデトップへと導かれた。登路と分かれて藪の薄そうな所を滑るうち、北東側に逸れた進路を戻すのにまたひと苦労。幾つもの沢状の横断に時間を要しつつも、一部スキーを担ぐ部分もあったがゲレンデ下部まで滑ることができた。

『那須連峰でのスキーは初めてでしたが、もう少し雪があれば様々なルートがとれる可能性を感じた山行となりました。風と視界不良のため三本槍岳には到達できませんでしたが、山頂からの北面を鏡ヶ沼の辺りまで一度滑ってみたいと思います。』

気象庁HPより

東北北部から北海道に掛けては等圧線が混んでいる。

那須でも主稜線は風が強かった。

衛星画像:高知大学HPより

2024年3月30日、9時

東北北部、太平洋側に掛けて、山脈に平行に波状の雲列が見られる。この様な雲が見られる条件の一つが山頂付近で10m/s以上の風速があること、とされる(気象衛星センターHPより)

2024年

3月

12日

2024/02/23,24 窓明山

山域:南会津 窓明山

日程:223(),24(※曇

メンバー:I(L,),Am(SL),O西s,O西v,Y

行程:・2/23() R352旧小豆温泉スノーシェッド北側 0730発~0940標高:1,006m1040巽沢山~1310家向山西~1500BC(標高:1,590m)

24() BC 0720発~0920窓明山~1030BC11301240コル(標高:1,410m)1340家向山西~1510巽沢山~1630 旧小豆温泉SS

『ここ何年かお邪魔している南会津。今回は旧小豆温泉保太橋沢登山口から坪入山ピストンを計画。当初山中一泊の予定でしたが、三連休の天候ははっきりしないものの、大崩れはなさそうなため、窓明ピーク手前の緩傾斜地にBCを設置して、中日の条件に恵まれれば、窓明山北北東尾根を上部二俣(標高:1,350m)に滑り込んだ後、坪入山を経由してBCに戻り、最終日に家向山北面を一本滑って下山する山中定着二泊の予定で入山しました。

結果的に二日目の条件が悪く、窓明山往復となったため、今回も窓明以北の山並みは持ち越しとなりました。

両日の概要につき、以下ご報告致します。』

国道からの巽沢山に至る尾根の下部はなかなかの急登。寡雪で藪が埋まらずルート採りに難儀する。夏道の細尾根に乗ると傾斜もあって雪付きも悪く、暫くスキーを担ぐ。やや傾斜の緩んだ標高:1,006m付近で再度スキーを履く。曇天で小雪も舞い、気温も低め。

巽沢山手前からは、尾根幅も拡がり尾根状の斜面を家向山西側迄登る。ここで進路を西に変え、窓明山とのコル迄一旦下降する。シールのままヒールをロックして滑るが、前週のこの時期としては異常な昇温で緩んだ雪面が、このところの冷え込みで凍結した上に新雪が薄く乗った状態で、なかなかに手強い印象。

コルから窓明山に向けて再び登高。ペースが上がらず、少し風も出始めたため、想定地点より手前の標高;1,590m付近の緩傾斜地にテント設営(二張)。稜線上は風の影響もあり雪面は堅く、整地作業にスノーソーが活躍。エスパース組の夕餉は、Y氏さん監修の“野菜たっぷり鍋”。手の込んだ副菜類やワインのご相伴にもあずかり、極上の晩餐となった。

夜半に吹いた風も収まり、泊り道具をデポして、翌日はクトーを装着して(持参者)坪入山を目指す。当初想定していたテン場までの雪面は堅く、方向転換時にバランスを崩して転倒するなどヒヤリとした場面もあり、歩行用アイゼンも登場。

三連休ということもあって、窓明山頂では三岩方面からのスキー縦走のパーティーでなかなかの賑わい。幾つかのグループは、丸山岳まで足を延ばす計画だったが、ガリガリ斜面に加え視界も良くないため、ここから下山されるとのこと。一応北側の偵察を試みるが、坪入山方面も、条件次第で滑走を目論んでいた北北東尾根もガスの中で視認できなかったため、相談の結果、こちらも同様に下山することとした。

シールを外し、今朝の登りで苦労した急斜面を慎重に降り、昨晩お世話になったBCを撤収後、一日早く下山。BC付近の小ピークから、北東方向に派生している枝尾根を、なかなか良い斜面だったこともあって?誤って滑走してしまい、登り返すことに。正規のルートに戻る途中、間を隔てる沢状のトラバースも頭をよぎるが、アプローチの段階で足元が崩れるなど不安定な状況のため、シールを付けて登り返す。

昨日は稜線伝いに辿った家向山西側への登り返しは、上部を上手くトラバースする先行トレースに導かれ、幾分ショートカット。標高:1,200m付近でスキーを担ぎ、登山口に帰着。駐車スペースでは、三岩岳から一足早く下山されたSmさんの出迎えをいただいた。

『窓明の湯で汗を流した後、飲物等を購入し反省会場へ移動。

二つのテントの食糧計画が混然一体化した合作メニューは、なかなかのクオリティー。

反省会では、今回も窓明以北には、足を踏み入れられなかったものの、主脈稜線には何とか到達することができた他、次回以降に繋がる知見も得られたことに乾杯。

参加の皆様、お疲れ様でした。』

2024年

2月

28日

浅間山、根子岳2024/2/10,11

山域 1日目 浅間山

   2日目 根子岳

日時 2024年2月10日、211

メンバー L  M森、プランナーH間、A部、I松、記録 Y本、A.P1日目のみ参加)

 

 H間さんプランニングによる山行だが、当初妙高、火打方面にて計画も天候不良にて、その代替え案の実行。これがかなりのあたり山行。

 

1日目、

浅間山峰の茶屋から数キロの国道146線沿いの北軽井沢観光案内所付近に車を一台デポ。峰の茶屋に戻り8時30分山行開始。

遠景からの浅間山は、べったりと真白な雪がつき、それが青空に映え、期待も高まってくる。

稜線に沿って高度を上げるに従い、強風と低温に悩まされる。頂上まで、あと高度差50Mで終了。それより上部は、ところどころ岩が露出しており、アイスバーンが予想された。

大斜面は青空と相まって各々、最高のシュプールが描けた。ただ、積雪量が少ないため、

雪の多い、谷筋を選んで滑っても、所々で、岩の地雷にスキーを削られ、心中、悲鳴をあげていたため、100%の爽快感に酔うことは出来なかった。

 大斜面が終了すると、斜度の落ちた、樹林帯をいく。トレースもあったが、所々

GPSでリーダーがルートファインディング。

 鬼押ハイウェイの六里ケ原休憩所附近に出たが、そこからは谷沿いに藪を行くより、すぐ横の林道をチョイス。

快適にデポ車に到達できた。A.Pはこの日のみ参加だったがナイスフォトを残してくれた。

2日目

 前夜車中泊にて休養十分。菅平ゴルフクラブ場近くの根子岳夏山登山駐車場から、朝8時ごろよりスタート。夏道に沿っていたためか、トレースもあり、目印も豊富にあったため、ルートファインディングは容易。

天気は曇りだったが、樹氷の中、幽玄な雰囲気に癒されつつ、歩みを進めた。所々新雪も残されており、期待とともに踏みしめていった。ピークには2時間程度で難なく到達。

根子岳頂上から、濃い樹林を避け、西側に回り込んだ。少し下った小ピーク(小根子岳)から北方に1900mまで、滑った、樹林はやや蜜だが、パウダーを楽しめた。

登りかえし、今度は元ルートではなく、北西方向に高度1800mの急斜面手前まで滑り、その後、真横にトラバースして元のピストンルートに復位する作戦。M森さん主導のこの案が大成功。

今シーズン最高の斜面が味わえた。

スタートに合わせるかのように、天候改善し、大展望と青空が開けた。

粗の樹林と15cm程度のパウダーと緩斜面はみんな、歓喜のシュプールと奇声につつまれた。青空と雪と光の煌めきも最高のおかずに。

その後は、心地よい満足感に包まれながらの駐車場までのビクトリーラン。

気象庁HP

日本海に低気圧、浅間山周辺は晴れていたが、上部は風が強かった。

菅平アメダス

積雪 55cm

気温(最低、最高) -17.9℃、2.7℃

日本付近は弱い冬型、菅平では前夜数cmの降雪。

菅平アメダス

56cm、-14.1℃

-2.1℃

根子岳周辺は朝はガスに覆われていたが、昼過ぎから晴れてきた。

2024年

2月

27日

2024/2/24三岩岳

 三連休の天気予報が今一つすぐれない中、午後から晴れが期待できる三岩岳へ。頂上へ1時過ぎに着いた時、予報通り雲は過ぎ去り風もやみ、先週の会津駒ケ岳を望むことができた。

月日:2月24日(土)曇りのち晴れ

メンバー:S藤

行程:三岩岳登山口→避難小屋→三岩岳→往路を戻る→登山口

 登山口近くの路側帯に駐車。すでに数台が停まっていた。歩く速度と、午後からの晴れを想定して7時過ぎにスタート。出だしの硬い雪面と急斜面に時間を取られ、三角点まで小1時間も要す。その後も硬い雪面が続き、大部分をクトーを付けて進む。1308mのピークを超えた辺りから風が強くなり、気温も低下してきた。上部の1500m辺りは大変雪面が硬いため引き返してきたという単独行の人へ、「午後から晴れますよ」と話すと、再度頂上へ向かわれ最後までご一緒した。

 13時過ぎに頂上着。天気予報取りに頂上の雲が取れるのと同時に風もピタット止まった。気温は-3℃。周囲の眺望を楽しんだ後、いざ滑降開始であるが、雪面はカチカチ&ガリガリ、板の振動が激しい。標高1500mから下の樹林帯は滑りやすかった。1308mのピークを巻くころから雪は重くなり始め、標高1000m位になると、日の当たる箇所は雪が溶け木の根や地面が見え始める。朝は真っ白だったのに。しばらくして板を脱ぎつぼ足で下りて下山した。

 

2024年

2月

19日

2024/2/18会津駒ケ岳

 4月のような温かさの中、会津駒ケ岳へ行く。暖かさで悪雪かと思いきや予想以上に素晴らしかった。

月日:2月18日

メンバー:S藤、M本

コース:滝沢口→会津駒ケ岳→源六沢を滑る標高1800m付近→登山道(標高1930m)まで登り返し→滝沢口

 次の三連休に備え、今週はお休みの予定であったが、あまりの好天に出かけることにした。ただ、この時期としては季節外れの(東京20℃超え)気温が気になる。

 朝6時の出発予定が、いつもの通り遅れに遅れ7時に登山口発。5,6分歩いて林道と別れ、沢沿いを進み先行トレースに従う。再び林道に会したところから正面の沢筋に入り、しばらくしてから尾根に取り付き稜線を進む。標高1350mの所で登山道と合流し、以後、登山道の尾根道の樹林帯を気持ちよく進む。だが、緑が多い景色が気温と相まって季節外れの春らしさというか、雪の少なさを如実に物語っている。

 しばらくすると、燧ケ岳が視界に入り、さらに平ケ岳が顔を出す。会津駒ケ岳も近いづいてきた。なだらかな斜面を登り切り頂上へ11時過ぎに到着。素晴らしい眺望を楽しむ。

 滑降準備が整い、源六郎沢を滑る。スキー操作に問題ない柔らかさでシュプールを刻みながら山スキーの醍醐味を味わう。写真撮影をしながら標高1810mくらいまで滑り込み満足感に浸る。シールを付けて登山道(標高1930m)までトラバース気味に登り返す。その後はやや重ではあるが気持ちよいツリーランで登山道の尾根を下った。標高1550m付近で先行トレースにつられて尾根を外れたがブッシュ多く、ここは尾根道を行くべきであった。標高1200m付近で朝のルートに戻り、滝沢登山口まで滑り山行を終了した。

2024年

2月

14日

2024/2/11 天狗原山

【期間】2024/2/10(土)~11日(日)

【山域】 頚城 天狗原山

【メンバー】 S藤(L)、M本、A井(記)

【内容】

 

 折角の三連休だが天気予報はいま一つ。天気図と予報を睨みつつ、ここなら日曜ワンチャンスありそうか?ということで小谷温泉から天狗原山往復に決定。

 

 当初は土曜に大渚山も、という勤勉な計画だったが、例会のT田さん情報だとコンディションはいまいちとのこと。金曜夜発の寝不足でガリガリ斜面は食指が動かず、土曜前乗りで天狗原山一本に絞った。

 

 当日の天気は概ね予想通り。日の出とともに前夜からの雪が収まり始め、徐々に気持ちも上がる。雨飾荘の裏から林道に入り、セオリー通りに標高1060m当たりからとりつくつもりだったが雪が少ない。夏道の手前1150m当たりまで進んでようやく良さげな斜面になり、尾根に向かって登高開始。

 少々ヤブっぽいが雪はまだ軽い。真っ白な斜面にトレースを引きながら登るのは純粋に楽しい。途中から雪雲も去って見込通りに晴れ間もでて尚良し。。。だったが、足元の雪は日照で急に重くなりラッセルもスピードダウン。尾根に上がって1741mピーク手前まで来たところで終了とした。

 

 下りは行きのトレースを目印にブナの林間の良さそうなところをつなぎつつ一気に林道まで。雪質は重めだが昨年の同ルートのヤブ漕ぎ下山に比べると天国。次はピークまで、と気持ちを新たに小谷温泉まで下山。

 

7:00雨飾荘-8:30取付き―11:30尾根合流-12:30 1741mピーク―13:30尾根を戻って1600m当たりから滑降開始-14:30取付き―15:00雨飾荘(計8時間)

2024年

2月

05日

2024/2/3、2/4 アイスクライミング(八ヶ岳、日向山)

【期間】 2024/2/3(土)、4日(日)

【山域】 南八ヶ岳及び日向沢周辺

【メンバー】 T内(L)、N野、Y本、A井(記)

【内容】

 

 先月に続いてのアイスクライミング。今回は少し趣向を変えて、少し長めのルートを一本と日向山周辺で美味しそうなところをつまみ食い、という組み合わせで計画した。

 

 初日のルートは阿弥陀岳広河原沢から3ルンゼ。ラッセルは殆どなく各滝とも結氷状態は良好。上部の3段大滝は1段上がってからアンザイレン。2段目をY本、3段目をA井がリードで上がる。

 そこから南陵P3基部までの雪交じりの草付きが結構な修行。大滝の順番待ちもあり、当初予定の阿弥陀岳は割愛して南陵から下山。

快晴の八ヶ岳ブルーの下みっちり11時間行動。夜はおでんで大宴会。絶品の牛すじをいただきつつ山の話しでお酒が進む。充実の一日となった。

 

 二日目は少し遅めのスタート。まずは様子見で日向沢へ向かったが、氷の発達はいまいち。行きにパスした林道のゲートから5分の小滝(夕暮の滝?)まで戻って試してみると、薄いながらも何とか登れる。小さな滝だがなかなか楽しい。N、Y、Aの重量級砕氷船団のアタックに耐えきってくれた。3時頃に切り上げて、渋滞前に中央道で帰途へ。           

 

 

2024年

2月

04日

2024/1/13,14 甲府兜岩、八ヶ岳アイスクライミング

【山域・期間】 2024/1/13() 甲府 兜岩

                  1/14() 八ヶ岳 南沢 小滝

【 メンバ- 】 L T内、A井、H間、M森、I松、M本、TJ、Y本(記録)

【  内容   】

 1泊2日でアイスクライミングを楽しみ、赤岳鉱泉べースでジョウゴ沢や大

同心などのルートへもいく予定だったが、1日目は天候悪化のため、甲府の兜

岩でのクライミングとなった。

1/13(土)

 朝10時ごろ兜岩の登山道の駐車場に集合。トイレ付きの10台ぐらいの駐

車場があった。晴天の中、ルート取り付きまで1時間弱。T内さんのガイド、指

導の下、スラブのグレードが優し目のルートにトップロープをはり、それぞれ

練習。

 一番右は10aと10Cのルートで、こちらはT内さんがリードされたが、一部

ホールドが細かく、指の皮が向けたらしく、私もトライしたとき皮がむけてし

まった。指は細かいながら、まずまずのホールドがあるのだが、フットはスラ

ブのそれで、それにきちんと乗り込み、それなりのムーブを要求されるので、

楽しかった。

 真ん中は、私がリードしたが一ヶ月ぐらい、ジムトレしてなかったので、安

全第一で、トップロープをかけたが、スラブルートだけあって、ガバの連続と

いうわけではなかった。一番左は、グレードは8で一番やさしかった。

 久しぶりのメンバーが多く、すぐにパンプするため、テンションしながら悪

戦苦闘の模様。私も含め80キロ台の重量級が3人もいて、その逆境にめげず頑

張っていた。

 他のパーティーは多くはなく、アプローチや足場も悪くないので、初級か

ら、中級者の練習には最適と思った。昼過ぎぐらいから、甲府盆地も天気予報

どおり、寒々とした曇り空となり、下山。

 1/14(日)

 朝6時30分に美濃戸口へ到着。南沢小滝には1時間半ぐらいで到着。途中

アイス装備の人たちを多数見かけたので、混雑していると思いきや他パーティ

ーが1チームいるもののまだ、トップロープは張られておらず。A井さんが左

から回り込んで、センターにトップロープを設置。もう一本ぐらい張りたかっ

たが、しばらくすると他パーティーもロープを張りめぐらし、3本ぐらいで満

員御礼となり、断念。

 各自、3本から、4本ぐらい登り込んだ。充実したいい練習になった。M森さん

は30年ぶりのアイスだったようで、道具の進化に感嘆していた。

 T内さんに指導を仰いだり、他のガイドが顧客に指導していることに聞き耳を

立てていると非常に参考になり、アハ体験の連続だった。どうレストするか、

いかに力を抜くか、バイルの振り方、体を離してきちんと足元を見て、フット

をいい位置に置くことの重要性、上肢を伸して交互にレストすること、対角の

手足がきちんと効いてれば、次の一手はレストしながら、思い切って出せるな

どなど、体感して学べた収穫は大きかった。

 またアイススクリューも新規で5本購入していたので、リードを想定した状

態で、スクリューの設置も練習。

 

楽しくもあり、充実したトレーニングもできた二日間でした。

気象庁HP

冬型、夕方は甲府の郊外でも雪が舞っていた。

本州付近は高気圧に覆われ好天。

2024年

1月

04日

2023/12/23 山スキー訓練(谷川岳山麓)

【日時】2023年12月23日(金)、24(土)

【山域】土合

【メンバー】H間、A部M、I松、S藤、M森

【内容】

 例年、12月に天神平で山スキーシーズン入りの雪訓を行ってきた。ところが

今年1月から、スキーを持った登山者は1日券(7500円)必要となり、雪も少ないようなので、守門岳山麓の大原スキー場跡地に変更した。(12/16時点で水上、守門アメダス積雪は共に0)ところが、今度はXマス前に10年に一度?との寒波で大雪の恐れが出てきて、駐車スペースの安全性を考慮して土合、ビジターセンター上の林道付近での訓練に急遽変更した。結果として12/23の積雪(アメダス)は水上27cm、守門90cm、ビジターセンター付近は50cm程度であった。

 徒歩、スキー各自それぞれで、ビジターセンター上まで林道を登る。シールで歩けるが、斜面を滑れる程の雪はない。ビーコンの動作や雪崩が発生した時の初期対応(雪崩の消失点、発生時刻の確認、監視人を立てて捜索に入るなど)の確認、ツエルト搬送の基本確認(練習用のツエルトではなかったので、実際に人を乗せて持ち上げることはせず)、スコップの柄を埋めた支点構築、スタンディングアックスビレイの練習などを行う。他山岳会の団体30名ほどが来ていた。

 訓練終了後、3名はスキーでマチガ沢出合まで往復。帰路もほとんど滑らなかったが、新調した靴やズボンの調子の確認などは出来た。

 夕飯は鍋で忘年会、雪が少なく、2日目訓練するほどではないので、翌朝下山とした。帰路、RV park plus 沼田健康ランド へ寄る。ここは24時間営業、5時から22時までは600円、サウナに距離は短いが本格的なプールまである(冷たすぎない適度な水温、裸のクロールで泳ぎ納め。)、食事も安くて美味しく、大変結構な温泉でした。

気象庁HP

12/21~23まで冬型が強く、輪島は観測史上最多積雪48時間で60cm

2023年

11月

19日

2023/11/3 恵那山

【日時】2023年11月3日(金)

【山域】恵那山(広河原登山口から往復

【メンバー】M森

【内容】

  7:50 駐車場発

  8:24 本谷川

 10:33 山頂(避難小屋)

 11:10 山頂(三角点)発

 13:12 駐車場着

 まだ登っていない百名山の一つへ。園原インターは飯田方面から行くと降りれないので、要注意。前日はそれにきがつかず、中津川ICまで行ってしまった。

 広河原広河原登山口への車道は上部は狭く、すれ違いに難儀しそう。駐車スペースは広く、50台ほど停められ様だ。仮設トイレあり。帰路用にMTBを茂みの中に置いて、送迎車は帰ってもらう。登山道入り口までの林道は歩いたが、自転車でも十分走れそうな路面。

 川を渡ってしばらくは急だが、歩き易い道。尾根に上がると、傾斜は緩くなり、ペースが上がる。所々、南アルプスの眺めが広がる。山頂は避難小屋のある奥のピークが2191mの最高地点の様だが、2190mの三角点に、恵那山2191mの標識がある。山頂には多くの登山者。小屋の先まで往復してから下山。 

 帰路、林道沿いの紅葉が逆光で美しかった。駐車場から昼神温泉まで、MTB30分ほどの下りだった。

気象庁HPより

南高、北低型

全国的に気温高く

新潟26度、名古屋25.7度、東京24.3度

恵那山もシャツの袖をまくるほどの暖かさだった。